毎度のお運び様、
厚く御礼申し上げます。 えー、”瓜売りが 瓜売りに来て、瓜売り残し 売り売り帰る瓜売りの声” なーんて事を・・・・・・・・ 下の画像の物体、 正真正銘、瓜の仲間だ。 その名は”隼人瓜”、 別名、”千成瓜”とも呼ばれている。 原産地は熱帯アメリカ、 日本には大正年間 鹿児島に入ってきた。 だから、隼人瓜の名前がつけられたのだが 木にぶら下がっている様からは 別名の千成瓜のほうが相応しい。 お隣の中国では ”拳闘瓜”、或いは”仏手瓜”の名前で 縁起物として贈りものに利用される事が多い。 森のカフェ、”あみん”にて、 お茶うけとして 奈良漬で出て来たのが最初の出会いだ。 なかなかどうして 風味と食感が魅力的! ひとつ分けて貰った。 食べ方としての一押しが キンピラと聞き 東京に帰った当日、 早速試してみた。 包丁で切る手ごたえは 硬い梨に良く似ている。 半身は漬物用とし せっせとキンピラ用に切っていく。 後は通常通り 鷹の爪を胡麻油で熱した所に 隼人瓜を投入し 塩、酒、和風だし、醤油、砂糖で 味を整える。 胡麻を振りかけて口に含む。 若干シンナリトしているが オカズの一品として 十分に通用する。 但し、いくらなんでも これだけで夕食というわけにはいかない。 冷凍庫に入っている カレイの干物が主役となる。 (但し完成品の見栄えが悪く 画像には主役不在となる) 隼人瓜以外の脇役は 春菊の胡麻和え、 加賀レンコンのすり身揚げと オリーブオイル焼とする。 飲み残してあった 新潟の濁酒が腹に沁みる。
by shige_keura
| 2008-11-06 09:23
| 食
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