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重箱の隅、とは思いますが・・・
「オバマは英語が上手だ」
我が国の首相が最近述べた言葉だ。

その後、続けて
「俺は日本人では英語が上手いが
 日本語は苦手だ、
 特に読み方は・・・」

と、言ったかどうか知らないが
巷では彼の漢字知識に対する
余りの無知ぶりが話題となっている。

ごく僅かの期間でも
間違いのオンパレードである。

前場(ゼンバ)を”マエバ”、
前歯じゃないって。

詳細(ショウサイ)を”ヨウサイ”、
羊が居るから”ヨウ”ねーーー。

踏襲(トウシュウ)を”フシュウ”、
”踏む、フム、フム”。

そのほかにも、

有無   ○ウム   ×ユウム
未曾有  ○ミゾウ  ×ミゾユウ
頻繁   ○ヒンパン ×ハンザツ

○で読むべき所を×で発言している。

最初のうちは
「単なる読み間違い」と釈明していたが
ここまで来ると
知識の問題である事は
一目瞭然である。




そして昨日、スピーチを偶々耳にして
彼の国語力に対する
疑いがますます強くなった。

スピーチの場は
全国知事大会だった。

彼は現在話題となっている
一時金給付について
地方自治体の協力を願うべく
次のように切り出して言った。

「今、世の中は
 必要以上に暗くなっている事は
 確かであります・・・・・・・・・」

”必要以上に暗い???”
なーんか変だなーーー??

何で、”必要以上”なのだ??

よく、こんな表現を耳にする。

「この料理、”必要以上”に
 塩が効いてるね」

この意味は、
料理に塩は必要だ、
しかし、これは入れすぎだ、
ということになる。

首相の言葉をそのまま解釈すると
「世の中に適度な暗さは必要だが
 今は余りにも暗すぎる」である。

これが、彼の本当に言いたかったことなのか?

違うんじゃないかなーーー。

今、教育問題が
日本の最優先課題のひとつである。

何故ならば、日本人の
教育レベルが
年々下がってきているからだ。

ここは、首相、
自ら範を示す絶好の機会である。
by shige_keura | 2008-11-20 08:49 | その他
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