今日のテーマは
1月9日、NHk朝の”生活ホット” ”ピリ辛料理”を参考にしたものだ。 誰しもが見たことがある光景。 それは、食事時を外れた レストラン或いは食堂、 その一隅で、お店の従業員が なにやら旨そうなものを食べていることだ。 これを、”賄い料理”と言う。 忙しい間を縫っての食事だから 手のかかる料理であるはずがない。 しかしながら料理人の知恵と経験、 更には事欠かない素材によって 時にはメニューの品よりも 美味しい食事を味わっている場合もあるそうだ。 さて、カレーライスは 日本の食堂での定番メニュー、 場合によっては蕎麦屋でも食べられる。 一方、イタリアでは なかなかカレーライスを味わう事は出来ない。 リゾット(お米)はパスタと並ぶ イタリアンの人気メニュー。 だから、カレー味のリゾットが あっても不思議ではないのだが お目にかかったことはない。 そして、日本のイタリアンレストランでも カレー風味のメニューは 先ずは用意されていない。 ところが、イタリアンのシェフたちは カレー味の賄い料理を楽しんでいる。 何故ならば、イタリアンのトマト味とチーズに カレーがピッタリと合うことを 彼等は知っているからである。 賄い料理だから 固く考える必要はない。 手順としては 絶対に必要なパルメザンチーズを 粉にしておこう。 豚の切り落としに 塩味をつけておく。 今回用意した野菜は 茄子、ズッキーニ、シメジ そして乾燥エリンギである。 そして、チーズと並ぶ必須、 水煮のトマトをつぶしておく。 鍋にオリーブオイルを敷き ニンニクと鷹の爪を炒める。 続いての順番は 先ずは豚肉 次なるはナスにズッキーニ そしてシメジにエリンギとなる。 全てが炒まった頃合で トマトをドバーッと投入する。 軽く塩味をつけ 隠し味で砂糖を少し。 ここで、肝心のカレー粉を適量入れた後 これも主役のパルメザンチーズを入れ 最後の味見を行う。 ”なかなかいいぞ!” おまけは風味付けに オリーブオイルをタラリタラリ。 ”完成でーす!!” 賄い料理なので 皿への盛り方が イマイチであるのは仕方がない。 しかし、それを補って余りある トマトとパルメザンとカレーの こくのある豊かな味わいであった。 今度、レストランに行ったら メニューには無い 賄い料理を出してくれと頼もう。
by shige_keura
| 2009-01-12 09:04
| 食
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