”沖縄見聞録”は1回お休み、
季節に因んだ話題をひとつ。 下の画像は 2月3日、節分の豆の残りだ。 昨今は、”恵方巻き”と称する 上方寿司組合(?)の上手な宣伝に押されて ”豆撒き”は劣勢であるようだ。 この”恵方巻き”の存在を知ったのは 1997年から6年ほどの間 金沢に住んでいた時の事だ。 大阪を震源地とする”恵方巻き”が 北陸の西から東、 福井、石川、富山と横断していった。 それが今や全国区の認知度となった!! 「こちとら江戸っ子だい! 上方風情に負けてたまるか、 節分はなんてたって豆撒きよ!!」 とは、言ったものの 過去の歴史を遡ると えばれるほどの豆撒きをしたことはあまり無いのだ。 何しろ、素面で「福は内ーーー」と 言った事は少ないのだ。 きっと豆撒く当人の方が 鬼よりも赤い顔をしていたに違いない。 そして今年も、 またまた、”酒気帯び豆撒き”となった。 夜も更けて、大声はご法度だ。 小さな声で、 「福は内、福は内・・・・鬼は外!!!!」 威勢は良くないが仕方が無い。 ほんの2、3粒の豆が 路上で弾ける音がする。 願わくは、明朝までに 鳥がついばんで持っていって欲しい。 大分遠回りしたが本題に入ろう。 例年、節分の豆は その後、数日間残ったままになることが多い。 いくら、自分の年の数を食べたとは言えである。 そこへ現れたのが 節分で余った豆を使った 炊き込みご飯である。 想像するだに 香ばしくて旨そうだ。 米2合、豆は約40グラム、 刻み昆布少々。 あとは醤油、酒等の調味料でOK!! いたって簡単だ。 醤油と酒を合わせた所に 豆と刻み昆布を漬け込んで約15分。 炊き上がりを開ける。 「おーこりゃ香ばしくて 旨そうだぜ!!」 なんだか、ウイスキーのオンザロックが 無性に飲みたくなってきた。 我が家お気に入りの茹で豚に 葱、生姜、ニンニクソースを合わせる。 後はふろふき大根に柚子味噌、 今日は殊更に食事が美味しい。 何故かといえば、 定期健診の結果が 無罪放免だったからだ。 良かった、良かった!!
by shige_keura
| 2009-02-06 08:50
| 食
|
| ||||||
ファン申請 |
||