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惨劇の陰で (プロローグ)
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昨日の衝撃の画像が
同日に起こった
ある事件を思い出させてくれた。
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その事件は政治経済関係ではなく
スポーツの世界、
プロ野球で起こったものだ。

ご同輩で野球が好きな方は
この事件を紹介すれば、
「あー、あれか!」と思い出すはずだ。

何故ならば、その事件がきっかけで
玄人好みの名監督の首が飛んだからだ。

そして、その事件は
シリーズの全てを象徴するかのような
奇妙で通常では考えられないものだった。

勝負の世界でよく言われる”ツキ”。

このシリーズを通じ
主人公がこれほど
”ツキ”に見放されたことはないだろう。

そのシリーズとは
プロ野球日本一を決める日本シリーズ、
1960年、大洋と大毎との間で
行われた一連の試合である。




運命の10月12日を紹介する前に
このシリーズがどのようなものだったかを
時間の経過と共に辿ってみよう。

戦前の予想は
圧倒的に大毎に傾いていた。

何故ならば、
榎本、山内、田宮、葛城を中心とする
いわゆる”ミサイル打線”が
大洋の投手陣を破壊するとの見方だった。

当時、セリーグの監督でさえ
大毎有利の意見が強く
中で、水原巨人監督だけが
もしも接線に引きづりこめれば
4-3で大洋にもチャンスありとしていた。

しかし、蓋を開ければ
大洋の4連勝、
一方的な結果となった。
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誰しもが夢想だにしなかった
”真逆の目”が出たのだった。

しかし、試合内容をよく見てみよう。

第1戦  1-0
第2戦  3-2
第3戦  6-5
第4戦  1-0

4試合全てが1点差
勝敗はどちらに転んでも
おかしくない戦いだった。

接戦に持ち込めなければ
勝ち味のない大洋にとって
特に三原監督にとっては
会心のシリーズとなった。
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ただ、今思うに
このシリーズほど
勝利の女神が一方的に
大洋に味方したものはない。

その象徴的な場面が
1960年10月12日、
浅沼委員長が暴漢に刺された直後に起こるのだが、

続きは明日、
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by shige_keura | 2009-05-07 22:19 | スポーツ | Comments(0)
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