Top
惨劇の陰で  (エピローグ)
思わぬ連敗を喫し
気まずい思いの漂う西本家に
電話のベルが響き渡った。

               (第2戦の翌日、大毎のバントを批判する記事)
c0135543_972650.jpg


受話器の向こうから
聞き覚えのある
永田オーナーの声が聞こえてきた。

「チミーーーー、
 大体、うちはミサイル打線、
 打撃が自慢のチームじゃないのかね。

 あの場面にスクイズはないだろう」

西本は、静かに一言答え
受話器を置いた。

「現場の事は
 すべて私が取り仕切ります」

このことが二人の間に
決定的な溝を作ったのは間違いない。

又、西本もシリーズの結果はどうあれ
監督辞任の腹をこの時固めたに違いない。



舞台を後楽園に移した第3戦、
序盤で5ー0と大洋がリードする。

ここで大毎のミサイルが
その片鱗を唯一発揮し
中盤で5-5に追いついた。

ところが、伏兵、近藤昭仁の本塁打が飛び出し
6-5で大洋の3連勝となった。
c0135543_9171666.jpg

あとがなくなった第4戦
ここも序盤で大洋が1-0とリードする。

試合は終盤7回裏
大毎は1死、2、3塁、
同点或いは逆転の又とないチャンスを迎えた。

投手は救援した秋山、
打者は坂本文次郎。

ここで、西本は再び
因縁のスクイズのサインを出した。

結果は、キャッチャーファールフライ!!

二度目のスクイズ失敗、
これで大毎は万事休したのだった。

しかし、野球ファンの方ならば
誰でもが西本監督とスクイズの因縁が
三度訪れた事を良く知っている。

それは西本が近鉄を率いて
広島と戦った1979年の日本シリーズ。

第7戦の9回の裏
無死満塁からのスクイズ失敗だ。

これは、そのときマウンドを守る
”江夏の21球”として
余りにも有名だが
それは別の機会に譲ろう。

勝利の女神は
西本のスクイズに対しては
徹底的にそっぽを向き続けた。

何故だろう???

c0135543_9134481.jpg

               (今は野球殿堂に並ぶ因縁の両氏)
c0135543_914226.jpg

[PR]
by shige_keura | 2009-05-10 07:42 | スポーツ | Comments(0)
<< 緑に染まって・・・・・・・・ 惨劇の陰で  (運命の時) >>



2007年9月末にこちらに引っ越してきました。
→過去のブログを見る


ホームページ 



LINK 

カテゴリ
全体



スポーツ
その他
LINK
トリップアドバイザーにお勧めブログとして認定されました。金沢 ホテル
旅行口コミ情報
最新のコメント
懐かしい名前を拝見いたし..
by モモタロウ at 17:42
↑恥ずかしいからそういう..
by Hiraoka at 17:45
試合はブチ切れるし、判定..
by shige_keura at 09:36
コメント有難うございまし..
by shige_keura at 18:00
全話をチェックした訳では..
by 通りすがり at 16:23
以前の記事
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
more...
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

LINK FREE

このブログの写真・テキストの無断使用はお断りします。

(c) 2007 shige_keura. All rights reserved.