昨日から続く競馬の話題だ。
本日4月26日のメーンレースはフローラ・ステークス、 3歳牝馬頂上決戦、”オークス”の トライアルレースでもある。 日本ダービーが ”東京優駿”の愛称で有るように オークスも正式レース名は”優駿牝馬”である。 オークスの名前は 競馬の発祥の地 イギリスのオークス・ステークスに 由来している。 オークスとはオーク・ツリー 即ち樫の木から来ている。 その昔、ロンドン郊外に 大きな樫の木がシンボルの 瀟洒な邸宅が構えられていた。 そこに住んでいた美しい女性を 土地の人はいつしか ”オークスの令嬢”と呼ぶようになった。 そのオークスの美女を見初めたのが 第12代のダービー卿だった。 彼が”オークスの令嬢”との結婚記念に 彼女に捧げる為に行ったレースが オークスの始まりである。 時に1779年、 それはダービーが始まる 1年前の事だった。 今日の東京競馬場は”フリーデイ” 即ち、入場は無料である。 そのため、朝早くからファンの出足はよく、 昼休みはポニーのショーが行われ 家族連れの人気を集めていた。 メーンレースの開始前は クラシックレースもかくやの賑わい。 その中を、出走馬の 本馬場入場が始まった。 東京競馬場は中山と比べ 広くゆったりと気持ちが良い。 レース前の返し馬をする乙女達も 気分が良さそうに 緑のターフを駆け抜けていく。 本日のレース、 3着までが 晴れの樫の女王決定戦(オークス)への 出走が許される。 彼女達すべてが女王に相応しく 美しくしなやかで 魅力一杯だ! どの馬が勝とうとも とにかく全馬無事に ゴール板を駆け抜けて欲しい。 ファンファーレの高鳴りはもう直ぐだ!
by shige_keura
| 2009-04-29 22:48
| スポーツ
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