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評判作二本!
かたやアカデミー監督、作品賞獲得の
「スラムドッグ$ミリオネア」。

一方は「ミリオンダラー・ベイビー」以来、
久しぶりのクリント・イーストウッド監督・主演、
「グラントリノ」。

果たしてどちらがより秀作か??

これほど明快に差がつくとは思わなかった。

クリント・イーストウッドの
惚れ惚れとする素晴らしい老いが
インドのスラムドッグエネルギーを吹き飛ばしてしまった。

これは、私がイーストウッドに弱いばかりではない。

はっきり言って
スラムドッグは期待外れだった。

インド、ムンバイのスラムに育って
教育も全く受けていない若者が
クイズ・ミリオネアに勝ち進んで行く。

その秘密が徐々に
明かされていくのだが
偶然と言えば偶然の集積
これを運命と位置づけている。

その解釈はそれで面白いのだが
クライマックスの工夫が足らず拍子抜け。

さらには若者と恋人が結ばれて
ハッピーエンドとなるのだが
どうしたって彼らの幸せは長続きしない。

世間からは俄か成金としてのやっかみを受け
組織からは狙われる事
火を見るより明らかなので
どうしたって二人の行く末を案じてしまう。

面白かったのは
この手の番組の司会者は
日本と同じようにアクが強いということ。

インドのみの・もんたここにありだった。

嫌なやつだね、両者とも。






「グラントリノ」が
何故にアカデミー賞に無縁だったか?

不思議と言えば
これほど不思議は無い。

どうしたって
「グラントリノ」の方に
軍配を上げる人は多いだろう。

しかしながらこのような疑問は
所詮素人の勘ぐりである。

何故ならば、この映画を見てしまうと
「アカデミー賞なんてどうでもいいよ」と
言いたげなイーストウッドの
笑顔が浮かんでくる。

それほど、今のイーストウッドは
超越した存在になっているような気がする。

今年は早くも二度にわたり
イーストウッドを楽しんだ。

最初は監督としての
「チェンジリング」。

今回は監督・主演だが
役者としての彼に注目した。

驚きはイーストウッドの
役作りにかける執念である。

「グラントリノ」の一徹なる退役軍人、
そこには1995年、「マディソン郡の橋」よりも
若々しく熱い血が流れている男が居た。

エンディングの後
イーストウッドの渋い歌声が流れる!!

それを聞くだけでも
価値ある映画である。

私の中で
今年のベストワンは
これで揺らぎそうにない。
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by shige_keura | 2009-05-28 09:00 | | Comments(0)
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