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思い出のプロ野球選手  -22-  (1)
本日の主人公が
華々しく活躍した現役時代、
残念ながら、私は詳しくは知っていない。

しかしながら、乏しい記憶の中の彼は
”春風駘蕩”、”悠々せまらず”
まさに大人(たいじん)の風格に満ちていた。

そして、春風のように
人を和ませる彼の笑顔は
勝負の世界に生きる人のものとは
到底思われなかった。

さて、巨人、西鉄、大洋を率い
智将と言われた
故三原脩氏がかつてこう言っていた。

「プロ野球の歴史の中で
 5人の強打者を選ぶとすれば
 川上、中西、長嶋、王、にX選手だ。

 3人に絞り込むとすれば
 中西、長嶋そしてX選手となる。

 更に一人ということになるとX選手だ」

そのX選手とは
今日の主人公、大下弘さんである。

ここからは、若干私の
想像の世界が入っている。

敗戦という不幸な結果となったとはいえ
とにかく辛い戦争は終わった。

戦後、昭和21年、
サトウハチロー氏、作詞の歌が
一世を風靡した。

出だしの歌詞は、

「赤いリンゴに 口びるよせて
 黙って見ている 青い空・・・・」

その当時、人々は
この”リンゴの唄”から
辛かった戦争の思い出と
これからの希望、或いは不安を
それぞれに思い描いた事だろう。





復活なったプロ野球
同じ昭和21年に
待ちわびた一人の英雄が
戦地から帰還した。

川上哲治さんがその人、
彼の持つ”赤バット”から繰り出される
弾丸ライナーにファンは熱狂した。
c0135543_753181.jpg

ここで、川上さんが
”赤いりんご”の赤バットなら
俺は”青い空”だと
一人の男が登場した。

彼こそ、大下弘!!
c0135543_1871121.jpg

手に持つは
色鮮やかな”青バット”である!

大下さんは戦時中
戦闘機、”飛燕”、搭乗員として
陸軍航空隊に従事していた。

彼の握る操縦桿の前方一杯に広がる
抜けるが如き”青い空”
これが大下さんの心の原点だった。

満天下のファンは
大下さんの青バットから放たれる打球が
高い弧を描き
青空を滑空しながら
スタンドに吸い込まれる様に酔いしれた。

赤バット川上の弾丸ライナー、
青バット大下の天まで届くホームラン、
戦後プロ野球発展に寄与した
二人の功績は計り知れないものがある。

以下は明日に続く
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by shige_keura | 2009-06-15 07:55 | スポーツ | Comments(0)
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