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思いでのプロ野球選手 -22-  (3)
大下さんは非凡な筆の遣い手、
「球道徒然草」のタイトルで
毛筆にて日記をつけていた。

               (対南海との天王山を前にして決意の程をしたためる)
c0135543_17582254.jpg

長嶋選手と合まみえた
最初で最後の日本シリーズ後
大下さんはこう綴っている。

「長嶋君、4割への挑戦者は
 君をおいて他になさそうだ。
 敵陣営の闘将ながら
 君に対しては心より拍手を送る」

記録的に見れば
大下さん、長島さんを凌駕する
選手は数多い。

しかし、ファンに夢を与えた大きさで言うならば
この二人は間違いなく
ベストファイブに
その名前を連ねるであろう。






さて、1960年
人々がアット驚く一本足打法で
ホームランを量産する選手が現れる。

御存知王貞治さんだ。

人々はこのとき
一本足の元祖、大下さんと
王さんの比較をよく試みた。

しかし、二人の打法は
見る限り全く異なっていた。

王選手の場合
フラミンゴ打法と言われたように
純粋の一本足、
言わば凛と型にはまった打法だった。
c0135543_1802770.jpg

だから、型を崩されると
若干のもろさを露呈した。

一方、大下さんの場合
画像にもあるように
型など置き忘れたかのような
無手勝流のごとき打法である。
c0135543_1811811.jpg

だから、どんなボールにも
苦も無く対応できる
柔らかさがあったような気がする。

少しおかしな喩えになるが
落語家で言うならば
王選手が生真面目な桂文楽ならば
大下さんは天衣無縫の
古今亭志ん生となるだろう。

しかし、この二人にも共通点は見出せる。

それは、心の優しさ
絶対に奢る事のなき心根である。

特に、大下さんが見せる
心の優しさは尋常のものではなかった。

以下は明日に続く
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by shige_keura | 2009-06-17 07:29 | スポーツ | Comments(0)
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