「赤と黒」と言えば
フランスの文豪スタンダールの小説だ。 これが「赤と白」となると・・・・ 小学校の運動会か? ところがそうではない。 「赤と白」、 これは青森県の 代表的な産物の色である。 ひとつは、言わずもがな、 ”赤いリンゴに くちびる寄せてー” 即ち、リンゴである。 (浅虫温泉での夕食の一品、リンゴのグラタン) 最近のリンゴ、 それは多種多彩である。 青森産だけを例にとっても ”つがる”、”ふじ”、”スターキング”、 ”王林”、”陸奥”、”金星”、 ”北斗”、”千秋”、”ジョナゴールド”等等々。 漸く最後の方に 昔懐かしい”紅玉”を見つけて ホッとする。 種類が増えて 選択肢が広がり 便利になったか?と言うと そうとは言えないのだ、 少なくとも私にとって。 新種のリンゴ おしなべて姿、形は立派になった。 しかし、昔ほどの固さが無く 酸味が少なく甘みが増した。 リンゴも最近の世相を反映し ”やわ”になったようだ。 頼りない噛み心地のリンゴは リンゴとは言えぬ。 酸味の薄いリンゴは リンゴとは言えぬ。 トマトもリンゴも同じ道を辿り やがては同じものになるのでは??? まさか、そんなことはないのだろうが 昔の小ぶりで固くて 酸味の強いリンゴは消えたのだろうか? ところがここに 地元の人が 「固いし、とても酸っぱいよーー!!」と 全くお勧めしていないリンゴがある。 名前を”あかね” 昔の国光、紅玉を思わせる 懐かしい奴だ。 今回、漸く その”あかねチャン”を 一軒の道の駅で見つけた。 他のリンゴが 店内のショーケースに並んでいるのに対し 愛しの”あかねチャン”は一人 店外で野ざらしの待遇だ。 値段は4個で200円!!! 重たいリンゴをぶら下げて帰宅、 しかし、その甲斐あって 孫達にも大評判!! やはり、リンゴは こうこなくっちゃ!!! リンゴはガブッと丸かじり! 私だっていまだ リンゴぐらいかじれますわよ。 ところで、白を忘れているわけではない、 忘れてはいないが 明日以降にしよう。 白と言えばあれですよ!!
by shige_keura
| 2009-09-30 09:03
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