9月19日からの連休、
久しぶりに、2人の娘夫婦、孫2人 合計8名が山中湖畔に集結した。 私の過去を振り返ると 小学校、中、高校時代 食の細い子供だった。 旨い物は好きだったが 量は食べられなかった。 それが、今や友人仲間の中で 最も大食いの爺となった。 但し、幾ら食べても太らない 無論、背は伸びない。 若い頃なら、大変不経済であるが 年寄りの今とならば都合が良い。 そして、この”食べる”というDNAは 娘達から孫二人へ ものの見事に受け継がれている。 9月21日の晩から翌日に掛けて それはまさしく”酒池肉林”の世界が 繰り広げられたと言って良いだろう。 連休の道路大渋滞に巻き込まれ 山中に到着した時は すでに日が暮れかかっていた。 到着した家では 3箇所で火が焚かれていた。 ひとつは風呂焚き ふたつめはバべキュー炉、 そして、暖炉にも火が入っていた。 9月下旬、山中は既に秋深し 涼しさを通りこし 肌寒さを覚えるほどだった。 娘はダッチオーブンを使った 煮込み肉料理の 仕込みに余念が無い。 そして、上の孫は 自慢のスパゲッティ・カルボナーラに 取り掛かっている。 先ずは、トウモロコシと椎茸を バべキュー炉で焼いて 前菜として食べる。 そろそろ飲み頃に冷えた シャンパンの登場の時間である。 「いいね、いいね!」 さてその頃には 孫の手料理 スパゲッティ・カルボナーラの完成でーす!! 卵とパンチェッタ、チーズがバッチリと効いて 濃厚そのもの、 ”星3つ!!!!”差し上げましょーー! (注:パンチェッタとはイタリア料理で使う 生の豚肉の塩漬け、燻製していないベーコン) 上の孫が”作り手”ならば 下の孫は”食べ役”になりきっている。 ところが、こいつめ 油断していると 大人のシャンパンに手を出している。 「これ、おいしいーーー」だって! これまた血は争えないものだ。 最後は、ジックリと炉で煮込んだ 肉団子の登場、 こうなると赤ワインにも 登場して貰わねばならぬ。 シャンパン、赤ワイン そして孫の手料理と来れば 不味かろう筈が無い。 夜は一段と冷えてきたが 身も心も暖かく心地よい。
by shige_keura
| 2009-10-05 09:04
| 食
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