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ひねりの効いた映画
文明が進むにつれて技術も進歩し
世の中がどんどん便利になって来ている。

しかしながら、その反面
技術の進歩によって
今まで思いもよらなかった
問題も生じてくる。

この映画は、医療分野での進歩がもたらす
新たな問題を鋭く突いた映画だ。

邦題は「私の中のあなた」、
しかし、見た後では誰もが
オリジナルタイトル、
「My Sister's Keeper」の方が
適確だと思うだろう。

この映画、脚本が良い、
話の展開がこれまた面白い、
そして、俳優が上手で
映像も綺麗!!

素晴らしい映画の見本のようなものだ。





余命いくばくも無い
白血病の娘を抱える母(キャメロン・ディアス)、
彼女はなんとしても娘を
助けたいと強く願っている。

それは母親として当然なのだが、
遂に医者の密かな進言で
二番目の娘を生むこととした。

その娘を生む目的は
長女のドナーとしての役割を
新たに生れてくる娘に果たしても貰うためだ。

そのため二女は目的を果たす為に
幼い頃から注射針を刺されたり
血を取られたり辛い目に会いながら
姉のドナーとして暮らすこととなる。

そして、愈々腎臓移植が間近に迫った。

もしも移植するとなれば
二女の健康にも影響が及び
若い娘が大好きな遊びも
出来なくなる恐れが出てくる。

そんな或る日、二女は移植拒否を決意し
母親を法的に告訴する行動に出る。

これから先の筋を喋ることは
それこそ身も蓋もない。

ここまでの説明だと
夢も希望も無い
哀しい、寂しい
お涙頂戴に徹する映画を想像するだろう。

しかし、ここがアメリカ、ハリウッド映画の凄い所で
ここから家族の間で生れる亀裂と信頼
そして、家族愛を見事に織り上げている。

特筆すべきは14歳の二女を演ずる
今年13歳のアビゲイル・ブレスリンだ。

今、彼女はハリウッドで
最も注目を浴びている女優だが
子役にありがちないやらしさは全く無い。
c0135543_23254719.jpg

どこにでもいそうな少女
それでいて摩訶不思議な魅力一杯
実に舌を巻くほどに上手な俳優だ。

尚、この映画は是非とも
劇場で見て欲しい。

何故なら、最も印象に残った場面の映像効果は
劇場ならではのものだからだ。

それは白血病の長女を
家族が郊外の海辺へ連れて行く場面だ。

母親に寄り添うように
海辺に座る長女、
そのとき目の前の
波の大きなうねりと大海原、
自然の偉大さが見る者に迫ってくる。

その波のうねりは
母親の揺れ動く胸の内を表しているのか?

はたまた、大きな偉大な海、大自然の前には
いくら文明が進んだとしても
人類はいかばかりのものではないことを
暗示しているのだろうか?
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by shige_keura | 2009-10-30 08:54 | | Comments(0)
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