「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」
正岡子規 「牡蠣見れば腹が鳴るなり夕飯時」 ????? ”牡蠣を食べるのはRがつく月”、 ならば、9月から牡蠣の季節は始まっている。 しかし、残暑が残る9月、 まだまだ牡蠣には相応しくないと思う。 夏の気配は過ぎ去り 朝晩に肌寒さを覚える頃からが 本格的な牡蠣の季節の到来だ。 今は11月も中旬、 まさに牡蠣の旬と言えよう。 「よし!!」 それならば牡蠣を主体に 夕飯の献立をやろうじゃないか、と 勇みたったのが11月9日の事だった。 但し、特別な買い物はやめよう。 牡蠣と仕上げに使うカボス以外は 全て我が家の在庫品を活用しよう。 メインの牡蠣は 名付けて”牡蠣のチャイニーズソテー”。 但し、この名前は料理読本から 直接引用したもので どうしてチャイニーズなのかは判然としない。 何故ならオリーブオイルに加えて バターも用い、 チャイニーズとは 一風異なった仕上げとなるからだ。 この料理、 結論から言ってしまうと 非常に旨かった。 先ずは、タレを予め作っておく。 豆板醤(小さじ1/2)、オイスターソース(大さじ1) 醤油と酒(各、大さじ2) 今日の牡蠣はまだ小ぶりだったので 16個ほど用意した。(2人前) 牡蠣を水洗いし キッチンペーパーで水気を取る。 小麦粉を適度に牡蠣にまぶす。 (小麦をまぶす工程は 男として手を抜きがちになるので注意が必要) ネギ(1本)を長さ3センチほどに切り揃え、 其々縦に半分に切る。 フライパンにオリーブオイルを大さじ2杯敷き詰め 中火でネギと牡蠣を焼く。 牡蠣は勿論、両面を焼き上げるが 余り焼き過ぎないように注意する。 大皿に焼きあがったネギを敷き その上に牡蠣を盛り付ける。 牡蠣を焼いたフライパンを ペーパーでふき取り バター(大さじ1)を落とす。 バターが溶け始めたら 用意しおいたタレを入れ サーッと沸騰させた後 盛り付けた牡蠣の上にかける。 小皿に取り分けたら カボスをキュッと絞って あとは食べるだけ! 豆板醤とオイスターソースの効果 更にはバターとオリーブオイル。 濃厚な味とカボスの爽やかさが 絶妙のコンビネーションとなっている。 ご飯に良し!酒に良し!! こりゃ、なかなかいけるぜ!!! 尚、以下の画像は 牡蠣以外に用意したもの。 (紫大根と普通の大根の葉っぱがこんなに一杯!) 大根の葉を胡麻油で炒め 醤油と酒で味付けし 鰹節を掛けまわす。 (でも炒めると”痩せ薬”の使用後誇大広告の如し) 白いご飯に載せれば 何杯も食事が進む。 紫大根、赤と黒のピーマンの 生野菜サラダは 柚子ぽん酢でアッサリといただく。 加賀蓮根を薄く切り揃え 素揚げにし塩を振りかけ 蓮根チップス風に仕上げる。 但し、これは本日の失敗作、 少し油の温度が高すぎて 焦がしてしまった。 (蓮根の素揚げはどうも苦手だ、 おまけにデジカメで収録している間に・・・・) 残念!! 昨夜の”茹で豚”の残り汁に タマネギ、シメジ、ピーマン、 人参を入れて 野菜スープに仕立てる。 いやいや、本日は 良く働きました。
by shige_keura
| 2009-11-13 09:28
| 食
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