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金沢、冬の表情(千変万化)
「弁当忘れても傘忘れるな!」

1997年金沢に赴任した時
地元の人に言われた忠告だ。

言葉の意味は、文字通り、
”金沢の天気はいつなんどき崩れるか分らない。
 だから、決して傘は手放してはいけない”

年の瀬の金沢旅行、
久しぶりにこの言葉を実感した。

12月15日から17日掛けて
北陸一帯は今年初めての
本格的な寒波に見舞われた。

晴れ、曇り、雨、霙、霰、雪・・・
一日の中で金沢は
目まぐるしい多彩な表情をもって
我々を迎えてくれた。



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ホテルの部屋から
前田家の墓所である野田山を見る。
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そこには雪雲の間から
時折、陽光が神々しく輝いていた。
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金沢一の繁華街
香林坊から片町に掛けての朝、
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屋根の上に雪を積んだ車が行き交うなか
傘をすぼめるように
オフィスに通う人たちの姿は
この上もなく寒そうだった。
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ここは長町の武家屋敷の一角、
一時の雪はやみ
曇天の中に
かすかに青空が覗いていた。
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黒い瓦に雪が映え
寒さしのぎの菰を掛けた長土塀が
凛とした佇まいを漂わせていた。
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東の茶屋街は雨の中、
道路の片隅の雪の名残が
寒さを一層際立たせていた。
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夜ともなれば
艶やかなお姐さんが番傘をさしてお座敷通い、
やがては三味線、太鼓の音色が
茶屋街を浮き立たせてくれるだろう。
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主計町から近江町へ
空は一瞬の間にかき曇り
すさまじい勢いで雪が降ってきた。
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瞬くうちに
傘に雪が積もっていく。
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その有様は
”雪が舞い降りる”といった
優雅な表現とは全く異なり
”雪は魔物”が相応しい
自然の脅威そのものだった。
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道路から突如
融雪の水が吹き上げてくる。
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金沢が最も金沢らしい表情を見せた一日、
傘を開いたり閉じたり
忙しい散策も
これまた”楽しからずや”である。
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by shige_keura | 2009-12-22 08:47 | | Comments(0)
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