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困ったもんだ
先日終了した大相撲初場所は
後半に入り意外な展開を見せた。

磐石と思われた白鵬の取りこぼしにより
土俵への興味が急速に萎んでいった。

一方、皮肉にも
それを取り返すかのように
土俵外の騒動が
人々の注目を集めた。

ひとつは、理事長選挙に
改革を訴え出馬する貴乃花一派を
破門するか否かのドタバタだ。

破門と聞くと直ぐに思い出すのが
1967年、時の出羽一門、
九重親方(千代ノ山)の独立騒動だ。

このとき、出羽の海部屋の不文律
”分家・独立は許さず”にのっとり
千代ノ山は破門という厳しい処分を受けた。

出羽の海、春日野(栃錦)を初め
部屋一門の親方衆が並ぶ中
一人頭を垂れ正座で処分を聞く千代ノ山、
大相撲の厳しい掟を生々しく伝える
新聞写真を今でもはっきりと覚えている。

大相撲の世界は
ここまで厳しいものなのか!

今回の破門騒動は
九重破門当時とは
大分様子が変わってきているようだ。

しかしながら”破門”という言葉は
古きしきたりを守る世界においてのみ
使われる事には変わりはない。

その古いしきたりが
良いか悪いかは別にして。

ところが、もうひとつの騒動を見ていると
”破門”という厳しい言葉が
空しく聞こえてくるのだ。




それは、またまた引き起こした
問題横綱、朝青龍の一騒動に起因する。

彼は場所中、深夜の六本木で
酔った勢いで友人(赤の他人説あり)を殴り
パトカーが駆けつける騒ぎを起した。

相手が示談で納得したが
場合によっては警察沙汰やむなしの所だった。

常識的に考えれば
このような騒ぎを起した力士は
即刻謹慎処分になるはずだ。

結果はご承知の通り
場所中はなんのお咎めもなし
場所後、形式的な注意があったのみである。

インタビューを受けた横綱も
例によって薄笑いを浮かべ
気持ちのこもらない
反省の言葉を述べた。

「こりゃ、ダメだ!」

即刻厳罰と言えない
協会の気持ちは分らぬでもない。

何故なら、現在の大相撲の人気は
稀代の悪役、朝青龍に多分に負っているのは
間違いの無い所なのだから。

しかも、初場所は
朝青龍が久しぶりに
かつての強さを見せつけたのだから
協会も狸寝入りを決め込んだという所だ。

しかし、本当に協会が
「横綱たる者、
 横綱としての自覚と品位をもって
 行動すべし」と考えているのなら
思い切って、事件後すぐに
謹慎処分を科すべきだったのではないか。

場所中の主役に
敢えて大英断を下す事で
問題横綱に本当の反省が生れるかもしれない。

更には協会自体
存在感の重みが増すこととなったろう。

しかし考えてみれば
朝青龍も大した玉だ。

夜更けに人を殴り飛ばして
翌日の取り組みで
相手を投げ飛ばす。

この人の表情、所作
ますます人間離れして
粗暴な野獣の匂いを感じるのは
私だけだろうか?

野獣に言葉が通用しないなら
せめて檻に入れておけ。
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by shige_keura | 2010-01-28 18:22 | スポーツ | Comments(0)
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