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魔法の板、再び!
それは2002年、
ソルトレークシティで行われた
冬季五輪、スキージャンプのときだった。

スイスの寒村出身
無名の若者が大空を羽ばたき
二つの金メダルを獲得し
世間をアット言わせた。

今でも人気のキャラクター
”ハリー・ポッター”を彷彿とさせる
あどけない顔。

               (2002年ソルトレークシティ時のアマン)
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マスコミは
「魔法の杖ならぬ
 魔法のスキー板に乗った
 不思議な少年」と書きたてた。
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シモン・アマン
衝撃のデビューであった。

身長172センチ、
体重58キロ(ソルトレーク当時は53キロ)
体格的にスキージャンプには恵まれぬ
アマンの秘密はどこに隠されているのだろう?




ワールドカップで
熾烈な争いを繰り広げる
オーストリアのシュリーレンツァウアーが
180センチを越す偉丈夫なだけに
アマンの不可思議さが際立つ。

実際にライバルの方が
身体的には圧倒的に優位に立ち
更に、チームを組んで
徹底的にジャンプの秘密を研究している。

にもかかわらず
今回のバンクーバー五輪、
アマンは2006年、トリノの不振を乗り越えて
ライバルを圧倒し金メダルに輝いた。

アマンの秘密、
それは驚異的なバランス感覚と
風を捉える鳥を思わせる能力にあるのだろう。

端的な例の一つが
彼の飛型フォームに現れる。

V字フォームで空中に飛び出した場合
スキーの板は外側に開くのが普通だ。

ところがアマンの場合は
極力板が外に開くのを我慢する。

               (アマン選手の空中フォーム)
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               (葛西選手のフォーム)
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そうすることによって
スキーの板は地面と平行に近くなる為
風の揚力を受けやすく
又、横風の影響を受けにくくなる。

理論的には全く正しいのだから
他の選手も真似すれば良いものだが
それが出来ぬ所に
アマンの感覚的鋭さが見て取れる。

彼は競技のことを
ジャンプとは言わずフライと言う。

「僕は周りに吹いている風すべてを感じるんだ」

詩的であり感覚的なこの言葉。

この一言だけで
風を捉え鳥のように舞い
大空を浮揚する
魔法の少年アマンを思い浮かべる。
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トリノで失った魔法を
バンクーバーで取り戻した!

アマンの”魔法のスキー板”は
再び光り輝いている。

ソルトレークの再現
金メダル2個独占があるのだろうか?

スイスの東部、サンガレン州
Toggennburgの酪農一家に幸あれ!
               (アマンの出身地、Toggenburg)
c0135543_10111253.jpg


参考:NHKテレビ 「ミラクルボディ」
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by shige_keura | 2010-02-15 10:34 | スポーツ | Comments(0)
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