Top
ボールの縫い目
サッカーワールドカップもベスト16が出揃い
ベスト8を目指す更に熾烈な戦いが始まった。

南米の躍進、欧州の凋落が目立つ今回、
優勝はブラジルかアルゼンチンの南米勢か?
あるいはスペイン、オランダの欧州勢が
意地を見せるであろうか?興味は尽きない。

毎回様々な話題を振りまくワールドカップ、
今回の最大の目玉はボールの質だろう。

開催地が高地の多い南アフリカ
ボールが予想以上に伸びるのは理解できる。

しかしながら、今回はそれに加え
ボールが不規則な動きを示し
特にゴールキーパーを悩ませている。

何故、このようなことが起こったかと言うと
今までのボールは3枚の皮で張り合わせたのに対し
今回は2枚の皮でボールを作り出している。

そのためボールがより真ん丸に近づいたため
揺れやブレ、縦横の変化が起きやすくなっていると言う。

ここで、本日の話題にそろそろ近づいていこう。






2枚の皮で構成されているボールとなると
小生としてはすぐに硬式野球のボールが目に浮かぶ。

今、我が家に残っている
たった1個の硬球を手にとって眺めて見る。
c0135543_14195992.jpg

2枚の皮を縫い合わせている縫い目が
整然と並んでいる。

さて、この縫い目、
いくつあるかご存知か?

昔野球少年にとってもこれは盲点だろう。

正解は除夜の鐘と同じ108、
アメリカが本家だけに煩悩の数から来た訳ではないだろう。

その昔、野球と戯れ始めた頃
先輩から言われた言葉は
「縫い目にしっかりと指をかけてほうれ」だった。

余り先輩の言う事を聞かない私だが
この教えだけは忠実に守った。

キャッチボールの時には
必ず人差し指と中指の腹に
2本の縫い目を置き、
親指も縫い目にしっかりとかけて
相手の右胸めがけて投げ返した。
c0135543_14214566.jpg

左胸ではいけない
右胸に投げ返せば
相手はすぐに送球体制に入れるからだ。
c0135543_14222164.jpg

キャッチボールだけは自信があった。
c0135543_14225148.jpg

大学1年のときの野球部と一緒にやった体育の授業、
当時の前田監督が私のキャッチボールを見て
当時の正ショート松方にこういった。

「おい松方、こいつの方がおまえより上手いぞ!」

続いてはグラブに捕球し
投げ返す時できるだけ早く
しかもしっかりと縫い目に指をかける事を心がけた。

特に内野手をやっていた私にとって
ゴロを捕球し送球に移るまで
余り時間は掛けられない。

1秒以下の時間を争う中
どうやればグラブからしっかりと
ボールを握れるか?

どうすれば良いいのだろうか
私は当初戸惑った。

しかし、そこには理屈、理論は無かった、
ただ、練習の積み重ね
体が覚えるだけの事だった。

基本的には不真面目な野球少年だったが
ゴロの捕球から送球までは
自分に似合わず真剣に取り組んだ。

その甲斐あって
自慢じゃないが私は暴投の経験が
殆ど無かったと思う。

私にとって大切な108の縫い目なのだが
最近の野球では縫い目の重要性が
特に投手にとっては薄れているようだ。

今全盛の落ちる球、沈む球、
微妙に揺れるボール
投手は縫い目を如何に外して
変化が出やすいボールを投げる事に
心を砕いている。

歴史の流れと共に
野球も進化しセオリーも変わっていくのは仕方が無い。

しかしながら私とっては
大切な大切な108の縫い目である。

何故なら、そこに大好きな野球の原点があるからだ。
[PR]
by shige_keura | 2010-06-27 14:29 | スポーツ | Comments(0)
<< 興趣を削ぐジャッジ テニスは庭で >>



2007年9月末にこちらに引っ越してきました。
→過去のブログを見る


ホームページ 



LINK 

カテゴリ
全体



スポーツ
その他
LINK
トリップアドバイザーにお勧めブログとして認定されました。金沢 ホテル
旅行口コミ情報
最新のコメント
懐かしい名前を拝見いたし..
by モモタロウ at 17:42
↑恥ずかしいからそういう..
by Hiraoka at 17:45
試合はブチ切れるし、判定..
by shige_keura at 09:36
コメント有難うございまし..
by shige_keura at 18:00
全話をチェックした訳では..
by 通りすがり at 16:23
以前の記事
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
more...
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

LINK FREE

このブログの写真・テキストの無断使用はお断りします。

(c) 2007 shige_keura. All rights reserved.