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2泊3日の急ぎ旅 (乙女の違い)
               (十和田湖畔、梅雨の合間の晴れ間)
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”乙女”の言葉からどのような女性を思い浮かべるだろうか?

               (乙女を思わせる十和田湖の清らかな水)
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私の場合、”乙女”から先ず連想するのは
子供の頃よく慣れ親しんだ曲、”乙女の祈り”だ。

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そして、その曲から浮かび上がるのは
決して肉感的な女性ではない、
ましてやたくましさ、力強さは無縁の女性である。
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幾分やせぎすのほっそりとした体形、
肩はなで肩で淋しさが漂っている。
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顔の表情は穏やかで若干憂いを含んでいる。
その眼差しは涼やかであるが
何か切々と訴えているようでもある。

笑いも慎み深い
間違っても”ガハハハ・・”とは笑わない。

それが乙女である。






訪れた十和田湖畔
そこには我々の教科書に見られた
高村光太郎作、”乙女の像”がある。
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光太郎と言えば
詩集、”智恵子抄”だが私は読んでいない。

読んではいないが光太郎の妻、智恵子が
薄幸で病弱の女性であった事は知っている。

               (高村光太郎と妻、智恵子)
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従って、光太郎作による”乙女の像”も
何となく智恵子の持つイメージ
か弱くてけなげなものと思っていた。

像を見学していた人々の話し声が耳に入る。

「これが乙女かーー?」

「どうみてもオバサンだよなーー、
 イメージ違うよな」
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確かに!!

乙女と言えば年齢はどうみても20才前なのだが
目の前の乙女は30半ばに見える。
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上を向いた胸は豊か
肉置きはあくまでも逞しい。

若さは感じられるものの
乙女のイメージとは程遠い。

「どうしてなのだろう?」

食生活の変化だけで説明はつかないが・・・・・・・

暫く考えているうちに合点がいった。

20歳前の乙女、
今と昔ではまるで人生経験が違うのだ。

そのむかし、17-8の乙女の多くは
学校にも行かず家事を手伝い
中には既に嫁に行って
乳飲み子を抱えていた事だろう。

その豊富で厳しいとも言える人生経験が
乙女の像の身体に出ているのだ。
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更には、当時の人生は50-60年
乙女は少女ではなく
すでに3割方の人生は渡ってきている。
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一方、現代の寿命は80歳以上
20歳前の乙女の人生は
まだまだ2割ほどのものである。

このように時代の違いを考えれば
”乙女の像”は何の違和感もなく迫ってくるのだった。
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by shige_keura | 2010-07-20 08:40 | | Comments(0)
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