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A summer place (花は蘇えったが)
私の幼き頃の思い出は逗子から始まる。

逗子と言えば海に山、
特に子供にとっては夏の思い出が
ぎっしりと詰まっている。

頃は昭和24-27年、
いまだ終戦の色濃い時代、
家の庭には食糧難を反映して
トマト、ナス、キュウリ、カボチャ等の菜園があった。

真夏の太陽が照りつける中、
私は捕虫網を持って全力で庭を駆け回っていた。

その先には色鮮やかな”銀ヤンマ”が滑空し、
ヒラヒラと”揚羽蝶”が舞っていた。

ジージーと殊更暑さをかきたたせるような
”油蝉”には目もくれず、
透き通った羽の”ミンミン蝉”を求めて
庭の木々に目を凝らしたものだった。

昆虫採集に飽きると縁側で一休み、
祖母の隣りでかぶりついた、もぎたてのトマト!
あの時の旨さはいまだに忘れられない。

そんな真夏の逗子の庭、
厳しい暑さに立ち向かうように
色鮮やかな夏の花が咲いている。

中でも、松葉ボタン、カンナ、ダリアが
当時、日本の夏の花の代表選手だったろう。

立ち姿の美しいカンナ
中でも黄色いカンナは好みの花だった。
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その一方、地べたにはいつくばって咲いている松葉ボタンは
蒸し暑さを感じさせるようで好きではなかった。

では夏の後半から初秋の花、
ダリアの印象はどうだったであろうか?





ダリアの花は赤、白、黄色、紫色とりどり、
派手で目を引くのは間違いが無い。

しかし色とりどりだからといって
美しいかと言うとそうではなかった。

特に、花の形、
あのぼってりとした感じは好みではなかった。

まさに”ポンポンダリア”!
”ださい花”だった。

恐らく同じような思いの方が多かったのだろう、
いつしかダリアの姿は日本の庭から姿を消した。

ダリアの花を見かけなくなって半世紀、
ところが、ここ数年品種改良された新種のダリアが
息を吹き返したかのように花屋の軒先を飾っている。

ダリアのリバイバル!

中には目新しい花の出現に、
「君はダリや?」と言ってる人が多いとか??

ここ忍野村にある「花の都公園」
今を盛りと畑一面にダリアが咲き誇っている。
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朝陽に映える色とりどりのダリア、
「あー、綺麗だナーー!」
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しかし、傍に近づき
花をしげしげと観察すると
新種とは言えあの”ダサさ”は拭い去れない。
c0135543_21202543.jpg


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様々な色が混じりあって咲いていることも
趣味の悪さを感じさせる。
c0135543_212244100.jpg

これはダリアが悪いのか
植え方が悪いのかは分らないが。
c0135543_21231452.jpg

花は蘇えってもダリアのイメージ、
それは変わることはなかった。
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by shige_keura | 2010-08-18 22:30 | | Comments(0)
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