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昨日”イケメン”今日”イクメン”
ラーメン、ツケメン、僕イケメン
こんなギャグが伝わってきたのがつい先日、
今はイケメンからイクメンへと変わってきた。

イクメンとは何か?

イケメンの様に顔立ちを言っているのではない。

メンは面のことではなく
men、すなわち男の意味だ。

それではイクとは何か?

イクとは育児を意味し、
イクメンとは育児に専念する夫を言う。

昔から、家事、育児は女房任せにしてきた亭主にとっては
信じられない言葉かもしれない。

しかし、男の馬鹿な意地を捨て
冷静に考えてみるにつけ
今の世の道理に合った言葉の登場ではないだろうか。





男だって色々なタイプがいる。

ビジネスマンとして仲間との競争に闘志を燃やし
バリバリと仕事に打ち込み
出世階段を上るのを生き甲斐にしている男がいる。

しかし、その一方、
俺はビジネスマンには向かないと常に自問自答、
疑問を抱きながら
足取り重く会社に通う男もいる。

同じように女性だって様々なタイプがある。

結婚即専業主婦として
家事、育児に生き甲斐を持つ女房もいる。

反面、常に家庭を守ることに疑問を持ち
会社で働く方が性に合ってると
考えている女性も居るだろう。

だから、育児に専念する男性を
一概に男としてだらしが無い奴とは言えない。

先ずは本人の価値観
向き不向きの問題である。

そして、その前提にたった
夫婦としてのベストの選択を決めることだ。

これは、非常にプラクティカルなシステムではないだろうか。

ただ、現状の日本の企業を見ると
まだまだ働く女性に対しての門戸が狭いように思われてならない。

このバリアーがもっと開いていかない限り
イクメンが家庭を守っても
システムとして上手く働かない懸念を感じる。

西欧に目を転ずると
例えば今は昔の英国、サッチャー首相時代
彼女の夫は当時からイクメンだったのかもしれない。

日本は西欧に比べ
相当に立ち遅れているが
男の面子にこだわる時ではすでにない。

最後に、いくら育児といっても
イクジー、育爺は勘弁願いたい。

この爺、身体が言うことを聞かない。
by shige_keura | 2010-10-07 20:50 | その他
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