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異常事態
やはり、こういう事になったか、
自ら招いた結果とは言え淋しいことだ。

10月30日から始まるプロ野球、日本シリーズ
開幕初戦、2戦、5戦の地上波テレビ中継が
行われない見通しとなった。

土曜日の第1戦すら中継なし!!

野球ファンにとってはとても淋しく
このままプロ野球人気凋落に
加速がつくのではないかと心配でもある。

予兆はあった。

10月16,17日行われた
クライマックス第一ステージ、
甲子園の阪神ー巨人戦の中継が無かったことだ。

各球団への人気変動は当然あるとは言え
甲子園の阪神ー巨人戦に優るカードはあるまい。

どちらがセのチャンピオン、中日への
挑戦権を得るのか?

期待に胸弾ませて
朝刊新聞テレビ版を見て茫然とした。

全てのテレビ局番組表には
両チームの対戦中継の代わりに
下らぬ芸能人バラエティ、料理、旅番組が並んでいた。

野球はそれほど魅力のないスポーツに成り果てたのか!

そうではあるまい、
この状況はプロ野球機構とテレビ局が
自ら招いた、いわば自分で自分の首を絞めたようなものなのだ。

何故ならば、高校野球、大リーグMLB
同じ野球と言うスポーツを
多くの人々が楽しみに見ているではないか。





もともと、セ・パ其々が6球団の仕組みの中で
上位3位までのチームで
クライマックス・シリーズを行うことに無理がある。

この仕組みでいけば
ペナントレースを仮に5割に到達しなくとも
クライマックスへの出場の可能性は十分あり
更には日本一となることもあり得るのである。

このことは今まで維持した
日本シリーズの高いブランドを
プロ野球機構が自らの手で貶めるようなものなのだ。

神様、稲尾様の獅子奮迅の働き、
江夏の渾身の26球、
広岡、藤田の秘術を尽くした攻防戦等々
ファンは対戦相手が何処であろうと
日本シリーズに酔いしれてきた。

次に、日本シリーズ出場に至る日程が
セとパで違っているので
ファンにとっては日本シリーズへの期待感が全く盛り上がらず
あたかも気の抜けたビールの如しである。

その原因の一つは、開幕日程が1週間ずれていること。

このため、ペナントレース終了はもとより
クライマックス第一、第二ステージが
セとパで違う時期に行われる結果となった。

つまり、日本シリーズに至るストーリー作り
脚本作りがまるでなっていない。

だから、この期に及んで
スポンサーに逃げられオロオロしているばかりとなるのだ。

テレビ局の中継姿勢にも依然として問題がある。

これは巨人をかかえて胡坐をかいてきた
NTVに大いに反省してもらわねばならぬ。

野球に限らずスポーツと言うものは
試合開始と終了間際が観客にとって
最も興奮し血涌き手に汗する所なのだ。

その肝心な部分を長年に渡って無視し
中だるみのした中盤だけを中継し、
更には、野球を全く知らない
ジャリタレントまがいを引っ張り出して興趣を削ぐ、
真の野球ファンを馬鹿にした報いなのである。

プロ野球機構とテレビ局が
今の状況を真摯に受け止め
改善に乗り出さぬ限り
ファンはどんどんプロ野球から離れていくだろう。
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by shige_keura | 2010-10-28 08:41 | スポーツ | Comments(0)
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