「寒の戻り」と言うには若干早いかも知れぬが
お雛祭りも過ぎた7日の朝 窓外は春の雪が舞っている。 今年になって初めて軽い花粉症になった私にとって、 底冷えで花粉の心配が無いほうが良いのか? 晴れても鼻がグズグズする方が良いのか? 全くもって困ったものだ。 寒い日の一人の昼食、 久しぶりのコーンビーフを これまた久しぶりのホットサンドで味わおう。 子供の頃、コーンビーフは贅沢品、 数ある缶詰の中にあって垂涎の的だった。 ましてや舶来物の”リビー”だったりすると それはまさに宝物の如き逸品! 牛肉の大和煮とは魅力の度合いが段違いだった。 ”リッツ”のクラッカーに 生のコンビーフをナイフで切って載せただけ、 それだけで満足だった。 しかし、このコーンビーフ、 名前の由来が分らなかった。 最初に誰でもが思うのが トウモロコシ(コーン)との関係? しかし、どう考えてもトウモロコシとは関係ない。 次に、私が漠然と思ったのが Canned Beef(缶詰の牛肉)を 日本ではコーンビーフと言っているのではないかであった。 これも違った! これが、Corn(粗塩)が由来、 塩漬けの牛肉(Corned Beef)と判明したのは 高校生時代の頃ではなかったか? 何の変哲もないトーストパンに コーンビーフを塗っていく。 懐かしのコーンビーフの匂いが食欲をそそる。 次に、細めにきったピーマンとタマネギ、 その上にとろけるチェダーチーズを載せていく。 サイズも厚みも超特大! ホットサンド電熱器から耳がはみ出ている。 待つこと暫し、ほのかな煙と共に 良い香りが立ち上ってきた。 包丁でサクッと切ると トローリとチーズが流れでてくる。 こうなりゃ、あとは頬張って食べるだけ、 こういう時には苦めのブラック・コーヒーがピッタリだ。 外の雪はいつの間にか氷雨に代わっている。 テレビは前原外務大臣の辞任を伝えている。 前原と言えば国民がとりあえず選ぶ 次期首相候補ナンバーワンである。 本人の不注意も責められようが 辞任するほどのものだろうか? こんなことで時間を無為に使うより 政策論争で白熱した論戦をして欲しいものなのだが・・・・ 私としては前原の外務大臣としての力量を もうすこし見極めたかったと残念な思いがする。 政治の世界は今日の天気より酷い。 そんな馬鹿げたことには係わっていられない、 こちらは美味しいホットサンドを心ゆくまで味わおう。 「旨えーーー!!!」
by shige_keura
| 2011-03-10 08:33
| 食
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