標題の意味は、
豚のバラ肉料理を夕食と翌日の昼食、 即ち、Night and Dayで食べたと言うことである。 爺の年齢を考えれば 豚肉ならばバラ肉はもってのほか ヒレをはじめできるだけ脂身を避けるべきである。 理論的と言うか医学的に 頭では分ってはいるが胃袋が言うことを聞かない。 トンカツならばヒレよりもロース、 豚肉は脂の旨さを味わねばならない。 3月某日、厨房長のお役目が久しぶりに廻ってきた。 この日を見越して前々から試してみたい料理があった。 題して、”豚バラ肉と葱のカツオ出し汁煮”である。 この料理が私の眼を引いたのは カツオの出し汁を使うこと! 豚肉と一緒に煮るのがタマネギと長ネギ!! 更には薬味に塩を効かせた長ネギの微塵切りのみ!!! 調味料は塩以外は何も使わないこと。 このようなユニーク性にあったと言ってよい。 何しろ、タマネギと長ネギを一緒に煮て 葱のみじん切りを薬味として使う、 まさに、ネギ、ネギ、ネギである。 これだけネギを食べれば風邪の予防にもなるだろうし ひょっとすると頭も良くなるかもしれぬ??? (そりゃ、手遅れだ) 土鍋に豚バラ肉を並べていく。 年寄り夫婦二人だから250グラムもあれば良いだろう。 その上にタマネギ1個分と長ネギ1本を 食べやすいように切って並べる。 そこに、ひたひたにかぶさるように 予め用意したカツオだし汁を注ぐ。 ネギの食べ頃を見計らって ネギ塩のタレで食べる。 濃厚な豚バラがネギと塩タレで中和され さっぱりとした味に仕上がっている。 もっと、ネギを入れても良かったかも知れぬ。 翌日の昼食は、残っている出し汁から 白く浮いた脂分を取り除き、 豚バラ丼として活用した。 彩と味付けにネギの青い部分と もみ海苔を散らして食べる。 昼からどんぶり飯の完食となった。 夕食は控えめにしよう。 (と、この時は思ったが、夕食時は忘れ果てていた)
by shige_keura
| 2011-04-11 08:36
| 食
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