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山中日記  -声はすれどもー
7月3日、日曜日、正午過ぎに家を出て
1時間半の快適なドライブの後
山中湖畔に到着した。

山荘の中は20度を切る温度、
勿論、エアコンなどあるわけじゃなし、
庭の方が若干温度が高いが
涼やかな風が通り過ぎていく。
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木立の中から規則正しい
鶯の鳴き声が聞こえてくる。

その鳴き声は春と比べて
成長したせいだろうか
確実に大きく、そして節回しが良くなっている。

「ホー、ホケキョ、ホー、ホケキョ、
 ケキョ、ケキョ、ケキョ・・・・・・」

サエズリはすぐそばの木立の中、
こちらが動くと鳴くのを止め、
暫く、じっとしていると、又、鳴きはじめる。
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絶対に目の前の木立に居るはずなのだが・・・・・
(遂に姿を確認できなかった鶯)
c0135543_1823254.jpg

「声はすれども姿は見せず」






これと、同じような鳥が、
中央から北のヨーロッパで良く鳴き声を聞く、
ナイチンゲール(Nightingale)、
日本名は小夜啼鳥、通称、夜鳴き鶯だ。

この鳥も「声はすれども姿は見せず」なのだが、
それもそのはず、夜鳴き鶯は
その名前の通り春から夏の夜に鳴くのだ。
c0135543_1825686.jpg

従って、長い欧州生活ではあったが
鳴き声だけで姿は一度も見た事が無かった。

鳴き声は澄んでいるのだが
鶯に比べやかましく感じる。

寝静まった真夜中、
真っ暗な通りから聞こえてくる澄んだ鳴き声、
実は、私は不気味に思えて好きではなかった。

更に、この鳥に「墓場鳥」との別名があると聞いて以来、
その念は益々強くなってきた。

極めつけはグリム童話の、「夜啼き鶯と盲トカゲ」だ。

あるところにお互いに片目しかない、
夜鳴き鶯とトカゲの仲良しがいた。

ある日、鶯は婚礼に招待され
片目では格好悪いのでトカゲに頼んで
目を貸してもらった。

すると、今までとは世界が一変した。

鶯はすっかり両目が気に入って
トカゲに返そうともせず
逆に大空高く飛びまわり
これ見よがしに澄んだ声で歌い始めた。

盲となってしまったトカゲ、
仕返しの為に出来ることは
鶯の巣に有る卵を襲う事だけだった。

なんとも、おどろおどろした怖いお話だ。

童話は怖いと言う中でもとびきり過激な一篇で
今はグリム童話からは削除されているそうな。

何はともあれ、澄んだ声で鳴くのなら
青空の下でさえずっていただきたいものだ。

しかし、この声の主は何処にいるのだろーー???
c0135543_18273272.jpg

「ケキョ、ケキョ・・・・・・・
 ホー、ホー、ホーホケキョ」
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by shige_keura | 2011-07-17 08:31 | | Comments(0)
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