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統一球の正体 -前篇-
プロ野球が本年より導入した統一球が
今までの野球を大きく変えたと話題を呼んでいる。

確かに投打の主な数字を見ると
昨年までの”打高投低”が様変わりしている。

オールスターまでの数字を
直近4年間のものと比較してみよう。

          防御率           1試合平均奪三振
        セ     パ         セ     パ
2007  3.84   3,57       11.79  11.21
2008  3.74   3.90       11.38  11.54
2009  3.75   4.03       11.57  11.95
2010  4.13   3.94       11.43  12・19
2011  3.20   2.79       10.21   9.89


          打率             1試合平均本塁打
        セ     パ         セ     パ
2007  0.265  0.262      1.62  1.27
2008  0.265  0.265      1.44  1.49
2009  0.256  0.267      1.53  1.52
2010  0.261  0.270      1.31  1.47
2011  0.241  0.249      0.86  0.90

平均打率は2割5分を下回り、
1試合平均ホームランは1本に届かない。

投手防御率は目覚しく向上し
特にパリーグは平均で2.8を切っている。

この数字は偶に見かける
荒れた点の取り合いの試合も含んでいるわけだから
多くの試合が2-3点勝負となっている。

中で、奪三振が減少しているのは
打者が追い込まれる不利を自覚して
昨年までより早打ちになっているからだろう。

これだけ数字を変えている原因、
それが全て統一球の為だけなのだろうか?

そこのところが、いまいち分からないのだ。



ここで統一珠について説明しよう。

昨年までプロ野球で使用されていた公認球は
ミズノ、ローリングス、ゼット、久保田の4社の
硬式球を採用していた。

公認球としての規定は様々あるが
反発係数については
0.41から0.44までと大雑把に決められていた。

2011年より公認球はミズノ一社となったことを機に
規格を国際基準に限りなく合わせていくこととなった。

具体的には反発係数は0.4134と細かく規定され、
反発を抑えるために、
ボールの中心にあるコルクの周りを
低反発材のゴムで覆った。

そのほか、縫い目の高さは従来の1.1ミリから
0.9ミリと0.2ミリ低くなり
縫い目幅は7ミリから8ミリへと
1ミリ広げられた。

低反発材使用でボールの飛び方にどのような変化が出たか?

投手の球速が144キロ、バットスイングが126キロ、
バットに当たった瞬間の角度が27度で打ち出されたと仮定すると、
昨年までのボールの飛距離、110.4メートルに対し
統一球の場合は109.4メートルと1メートル飛距離が落ちる。

たかが1メートルされど1メートル
この差だけで今の激変が説明できるのか?

そう簡単なものではないと思う。

以下、明日に続く。
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by shige_keura | 2011-07-29 09:08 | スポーツ | Comments(0)
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