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統一球の正体 -後篇-
ある試合でフェンス直撃打を放った
巨人のラミレスはこう語った。

「打った瞬間の手ごたえは”いった!”(オーバーフェンス)、
 ところが、レフトがバックして捕球するような構えをみせたので
 慌てて走り始めた。
 去年までだったら間違いなく中段に届いてたね」。

フェンス直撃とスタンド中段、
これは1メートルの差では説明できない。

7月27日、対横浜戦で完璧な当たりを放った阿倍、
「いやー、去年だったら看板直撃、
 賞金を貰い損ねちゃたよ」。

そのほか、長距離砲、新井、村田等は
「特に右中間方向(右打者)が伸びないね-」

距離計測は真芯をとらえた時のもの、
バットの芯を少し外れた場合の
昨年までのボールと統一球の差は測られていない。

昨年までならば、こすった当たりでもオーバーフェンス、
それが今年は全く見られない。

と、いうことは芯が外れた場合の飛距離の差は
1メートル以上あるのではないだろうか? 

要は”ごまかしの当たり”では
統一球は征服できないと言う事だろう。





セリーグ、井野審判部長はこう語る。

「今の投高打低の状況を作ったのは
 統一球だけではないでしょう。
 高めのストライクゾーンを広げたのが4年前、
 なかなか根付かなかったが
 漸く今年に入って定着しました」。

確かに、昨年までと比べ
高めをストライクと判定され
”おやッ??”とする顔の選手が増えた。

従って、打者にとっては
統一球+広がったストライクゾーン、
逆風が強まったことは確かだ。

ただ、状況を踏まえて真面目に取り組んだチーム、
なんとかなると、のほほんとしていたチームで
彼我の差が出ていることも事実である。

以下はソフトバンクと巨人の
チーム打率、本塁打の推移である。

チーム打率
        2009    2010    2011
ソフトバンク  0.263   0.267   0.264
巨人      0.275   0.266   0.230


本塁打
        2009    2010    2011
ソフトバンク   129     134      53(106)
巨人       182     226      50(100)
(カッコ内はシーズン終了時点の推定値)

プロ野球選手たる者、
それぞれに自分のバッティングスタイルを考えて
どうやって統一球に取り組むべきか、
例えば、バットの重さ、打席の立つ位置、等々
コーチ、監督も交えて必死に取り組むべきなのだ。

「おい! 聞いてるか、原!!!
 腕組みして”ポカン”と上ばかり見てる場合ではない!!!」

「勝つためにはボールを戻すしかないね」
こんなことをチームの主砲に言わせては指揮官としては失格だ。

参考資料
週間ベースボール 8月1日号
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by shige_keura | 2011-07-30 21:47 | スポーツ | Comments(0)
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