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自然、その怖さと美しさ -四季の移ろい-
異常気候の続く今年、
それでも日本には四季は必ず巡ってくる。

うららかで暖かな春、
容赦なく太陽が照りつける夏、
涼やかな風が吹き抜ける秋、
木枯らしが枯葉を舞いあげる冬。

日本人はそれぞれの地方で
来るべき季節への対処をすることで
身体を鍛え、生活の知恵を付けていったのだと思う。

11月4日、金曜日、
カーテンを開けると明るい秋の陽射しと共に
赤、黄色、見事に色づいた紅葉が目に飛び込んできた。
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小学校唱歌の替え歌ではないが、
「秋の朝日に照る庭モミジ・・・
 濃いも薄いも数ある中で・・・
 ・・・・庭を色どる裾模様」
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ベッドで、ぐずぐずしているのは勿体ない。

庭に出てみると、意外な暖かさ、
家の中で着ていたコートを脱ぎすてる。

木々の葉は次々と舞い落ち、
大空が広がっている。
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僅か数ヶ月前の緑一色の世界が
黄色、赤、そして枯葉の褐色、
晩秋から冬へ一直線に進んでいる。 
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枯葉がうずたかく積もった庭、
可憐な紫色の花が目についた。

どう見ても「都忘れ」のようだ。
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1221年、「承久の乱」で佐渡に流された
順徳天皇が、この花の美しさを見ることで
都を忘れられると言ったことが名前の由来である。

しかし、「都忘れ」の花は
都が忘れられる程に美しい花であろうか?
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可憐、可愛らしさは認めるが、
むしろ、この花を見ることで
かつての都での華やかな生活を思い出し
今の淋しい境遇が身に沁みることを歌ったものではないだろうか?

順徳天皇が残した歌の解釈は知らぬが
彼の淋しい心をこの歌から読み取れるのだ。

いかにして 契りおきけむ 白菊を
都忘れと 名づくるも憂し

しかし、待てよ!
都忘れは初夏の花と言われている!!
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そうは云っても??? この姿、形は紛れもない都忘れだ。
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ひょっとして、この都忘れは
季節忘れなのかもしれない。

これも、大自然のなせる業、
「想定外」と云ってはいけない。
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by shige_keura | 2011-11-09 21:16 | | Comments(0)
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