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超強力打線 -後篇-
目をメジャーリーグに広げてみると
遠い昔だが、凄いニックネームの打線が存在した。

名前そのものも迫力満点だが、
その背景にアメリカと日本の国民性の違いまで
浮き彫りにされるようで実に興味深い。

1927年のアメリカ、メジャーリーグは
ヤンキースがペナントレースを独走した。

110勝44敗、勝率0.714、
2位に影も踏ませぬ圧倒的な勝利、
ワールド・シリーズも4勝0敗で世界一の座に着いた。

この原動力となったのが、
60本塁打を記録したベーブ・ルースであることは疑いも無い。
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当然、彼が最優秀選手に選ばれたものと誰もが思うだろう。

ところが、この年、最優秀選手に選ばれたのが
ルースの僚友、4番を打ったル-・ゲーリックなのである。
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二人の1927年の成績は下記の通りだ。

名前      打率    本塁打  打点  安打  長打数
B・ルース   0.356  60    164  192   97

R・ゲーリック 0.373  47    175  218  117 

本塁打以外はゲーリックがルースを上回り、
特に、長打数117(本塁打47、三塁打18、二塁打52)が
三拍子そろった選手としてより高い評価を受けたのだろう。
c0135543_18261899.jpg








この二人が牽引したヤンキース打線は、
やがて、人呼んで”Murderer's Row”、
訳して「殺人打線」と他チームから脅威の的となっていった。


   名前      打率     本塁打   打点
1番 コ―ムス    0.356   6    64
2番 ケ-ニック   0.285   3    62
3番 ルース     0.356  60   164
4番 ゲーリック   0.373  47   175
5番 ミューゼル   0.337   8   103
6番 ラゼリ     0.309  18   102
7番 デュガル    0.269   2    43
8番 コリンズ    0.275   7    36

(左からゲーリック、ラゼリ、ミューゼル、ベーブ・ルース)
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因みに、この年のアメリカンリーグ本塁打総数は439本、
ルースとゲーリックの本塁打数、107本は約25%、
3位は同じ、ヤンキースの6番ラゼリの18本だった。
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しかし、ニックネームが”Murderer's Row”とは!!
まさに西部開拓史の名うてのガンマン集団、
手練の早撃ち! ”Kill you!”
狩猟民族、アメリカここにありと言うべきか。

一方、大和魂とは言え、農耕民族の日本、
ニックネームも間接的な表現、
「ダイナマイトでやっつけてやる!」と
若干、間接的な言い回しとなる。

直接的、ドライで厳しいアメリカ、
優しく甘い、ウエットな日本、
打線の名前にもお国柄が表れている。
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by shige_keura | 2012-05-10 20:27 | スポーツ | Comments(0)
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