久しぶりに手作り料理の話題だが、
今回は自慢できるものではない。 失敗作とまではいかぬかもしれぬが 期待した出来には程遠かった。 反省も込めて紹介する。 作品のヒントは、NHKの「三人のシェフ」、 夏の冷麺で紹介された 孫シェフの「豚バラとナスの冷やし中華麺」である。 番組で紹介された時は、 和風、イタリア、そして中華の三品の中では 作るのも簡単で、とても美味しそうだった。 従って、いそいそと近所のスーパーに 冷麺用の中華生麺を買い出しに行ったのだが。 具材として用意するものは 中華麺の他には、豚バラ肉、ナス、ピーマン、 そしてネギ、ニンニク、生姜、に唐辛子 ただそれだけよ。 先ずは野菜と豚バラを切り揃える。 いずれも単純作業で難しくはないが 若干、苦手としているのがネギ。 ネギが新鮮で包丁が研ぎ澄まされていれば問題ないが、 条件が違うと細かく切るのが骨だ。 料理番組は、よくこのようなことを言う。 「この料理はとても簡単で 短時間でできるんです」 そのあと、出てくるのは切りそろえた具材。 「今回は時間の関係で 予め用意しました」 この過程を誰かがやってくれるなら 本当に簡単だが、家庭ではそうはいかない。 ネギ、ニンニク、生姜の微塵と唐辛子を炒め、 頃合を見て豚バラとナスを投入し、 ピーマンはシャキシャキ感を残す為遅れて炒める。 鶏ガラスープ、塩、胡椒、醤油、 ごま油を少々加えて味付け。 氷水で締めた冷麺に 冷たくした具材を盛り付ける。 まさに、テレビの画面と同じだ。 「こりゃ、上手くいった、旨いぞきっと!」 ところが、何か味がピンとこない。 具材と麺が良く馴染んでないし 若干脂っぽいのが気になる。 更に、ピーマンのシャキシャキ感が上手く出せなかった。 私なりの結論。 この料理は夏ではなく、 真冬の寒い一日、 熱々のスープ麺にとろみを加えた具材。 これならば、絶対に旨い筈である。 半年先に再度挑戦しよう! 真夏は定番の冷やし中華の方が良い!!
by shige_keura
| 2012-07-23 09:14
| 食
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