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”立ち合い”とは
大相撲の立ち合い、
お互いに相手より有利に立とうとするのは分かる。

しかし、相撲の「たちあい」は「立ち会い」ではなく「立ち合い」、
読んで字のごとく、相手に合わせて立ち合わねばならない。

しかし、最近の立ち合いを見ていると
勝つことばかり優先して
相手の動きは全く無視した如くの立ち合い、
更には、相手を惑わす仕草の立ち合いが目につく。

例えば、琴奨菊の1回腰を下すかのように仕草、
これは相手を惑わす汚ない手口のように見える。

琴欧州の立ち合いも大関として相応しくない、
尤も、成績の方も更に大関らしくないが。

今や、大関に品格を求めるのが無理な注文なのだろう。

そんな中で事件は起こった。





名古屋場所14日目結びの一番、
ここまで全勝の白鵬の相手は稀勢の里、
横綱が最近苦手としている相手である。

稀勢の里は例によって
仕切りが進むにつれテンションが上がり
顔は真っ赤、周りの事は何も見えていない。

制限時間一杯、稀勢の里は相手にお構いなく
遮二無二突っかけた。

呼吸が合う合わない以前の所業、
横綱はむっとし、相手の胸を手で押し返した。
c0135543_8505860.jpg

横綱の行動は誉められたものではないが
事の発端は稀勢の里のお構いなしの立ち合いにあった。

2度目、これまた稀勢の里が、はやって突っかけた。
1度ならずも2度までも・・・・、呆れるほかはない。

そして、3度目の正直、
勢い込んで突進した稀勢の里を白鵬が左に飛んではたき込み!
勝負は一瞬で決まった。
c0135543_8511561.jpg

取組後の二人のコメントは次の通り。

稀勢の里、「横綱に心を読まれた」
白鵬、「相手の動きが良く見えていた」

さて、白鵬が立ち合いに変化したことに対し
専門家(元関取)、横綱審議委員が批判している。

鶴田横審委員長は「横綱としてあるまじき立ち合い」、
某元関取り曰く、「横綱は堂々と受けて立つものだ」。

この批判が、どうしても私には納得できない。

悪いのは、稀勢の里であることは明白、
”立ち合い”を全く理解していない者に対しては
いくら横綱でもまともに付きあってはいられない。

私には白鵬への批判は全く的外れに思う。

今、立ち合いと云うと、両手をつくことばかり注視している。

しかし、それ以前に問題視する所は多々ある。

即ち、制限時間に至るまでの
相手に合わせた所作を指導すべきではないか。
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by shige_keura | 2012-07-25 08:57 | スポーツ | Comments(0)
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