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3985の頂点目指し  -二人の本格派-
甲子園夏の大会も佳境に入り、
今日から準々決勝が行われる。
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全国3985校のうち、残った8校、
今日で6校に絞られる。

本日は青森・光星学院と神奈川・桐光学園、
続いて、大阪桐蔭と天理高校、
今大会屈指の好カードである。

第一試合は東北青森、強打を誇る光星学院、
立ちふさがるは、桐光の奪三振王、松井投手、
どちらのチームが”光”輝くだろうか。

桐光学園の松井投手を本日初めて見たのだが
正直、ビックリした。

身長は174センチ、今の高校生では大きくない、
球のスピードは精々145キロどまり、
それでもバッタ、バッタと三振の山、
準々決勝まで3試合で53、驚異のペースである。

本日、残念ながら0-3で負けたが
毎回の15三振を強打の光星から奪った。

どうして、こんなに三振が取れるのだろうか?






私にとっての甲子園の三振奪取王と言えば、
古くは新宮高校の前岡に始まり、
浪商の尾崎、徳島の板東、作新、江川から
横浜高校の松坂に繋がっていく。
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偉大な先人達と松井が違う所、
それはかつての大エースはストライクゾーンで勝負したのに対し
松井投手はボール球で三振の山を築く。

それも、ホームベース上でバウンドする球、
捕手が伸びあがって取るボールを振らせてしまう。

これではバットが空を切るのも当たり前、
それほどに松井の球の切れは驚異的なのだろう。

特にスライダーの曲がりの凄い事は
時には審判の目も幻惑し
この試合でも低めのボール球の幾つかがストライクとなった。

第2試合に出てきた大阪桐蔭の藤浪投手、
196センチの長身にして150キロを超える速球、
彼はまさしく今までの偉大なエースの後継者候補と言えよう。

藤浪は完封こそ逃したが
天理を1点で抑え、13三振を奪った。

しかし、三振を取る凄味、期待感で測れば
松井投手が一枚も二枚も上となる。

全ては、ボール球を振らせる切れ味にあるのだ!

もしも打者がバットを振る球を全てストライクと仮定すれば
松井投手のストライクゾーンは
藤浪投手の1.5倍の広さを持っている。

その松井投手にしても、毎回三振を奪っても、
今日の結果は悔しい敗戦、
今の甲子園では一人で投げ抜くのは無理と言う事なのだ。

”一人で投げ抜く”との観点では
松井投手は偉大な先人達を引き継ぐ非凡なる大エースだ。

4試合を投げ抜き68三振の山を築き
涙にくれて松井投手は甲子園を去った。

来年、彼がどのようなピッチングを見せてくれるのか!!
その日を楽しみに待ちたいと思う。
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by shige_keura | 2012-08-20 15:23 | スポーツ | Comments(0)
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