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「山中日記 2012」  -秋の七草-
依然として猛暑が続く8月後半、
しかし、自然界を見れば秋の気配が感じられる。
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蝉の鳴き声もアブラ蝉、ミンミン蝉からカナカナへ、
茜色の赤とんぼがすいすいと青空を滑空している。

そして、秋と言えば「秋の七草」である。
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日本の春と秋の季節感を表わす代表的なもの、
それが「七草」だが、このふたつの違いはどこにあるのだろうか?
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ひとつは、覚えやすさ、覚えにくさである。

春の七草は、リズム感とともに覚えやすい。

セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。

一方、秋の七草は覚えにくい、
皆さん、すらすらと言えるだろうか?

オミナエシ、オバナ(ススキ)、キキョウ、ナデシコ、フジバカマ、クズ、ハギ。

二つ目の違いは、
冬の七草は食用になるが秋の七草は鑑賞するだけだ。

しかし、秋が冬にないものは色彩感である。

冬の七草は、ほぼ白と緑で素っ気ないのに対し、
秋はピンク、紫、白、黄色、多彩である。
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にもかかわらず、秋の七草に派手さは無く
あくまでも、清楚、遠慮深さ、控え目
如何にも日本の秋を思い起こさせてくれる。



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ここは富士山麓に広がる
自衛隊演習地内の一画、「梨ヶ原」、
8月26日、猛暑が依然として残る日曜日、
地域主催の”秋の草花鑑賞ツアー”に参加した。

空はこれ以上ないと思わせるほど青く澄み切っている。
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そして、いつもより更に、空が高く感じられるのは
秋の到来近しを告げていると言う事なのだろう。
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仰ぎ見る富士山は、時々雲間から顔を出し
「良く来てくれた」と歓迎してくれている。
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眼下には山中湖が一望、
絶景かな! 絶景かな!!
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目の前から忍野村方面に伸びているススキが原は
富士山、宝永噴火の際の溶岩流の跡に出来たものだと言う。
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突如、「パン、パン、パン・・・」
鉄砲の音で平和なひとときはかき乱された。
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自衛隊の演習地だから、当たり前なのだが
迷彩服を着た一隊が仮想攻撃を行っている。
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「秋の草花鑑賞ツアー」の折に無粋な真似を、
と、言ってはいけない。
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万一の有事に備え、「想定外」と言い訳せぬよう
日夜精進してほしいものである。
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戦車道まで踏み込んでの「秋の草花鑑賞ツアー」、
車は埃まみれになったものの
滅多に体験できぬ価値あるイベントだった。
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家内が採集した草花を活けてくれた。
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秋の七草が勢ぞろい、
ワレモコウも加わり
季節は一気に夏から秋へと変わった。
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by shige_keura | 2012-09-06 09:13 | | Comments(0)
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