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懐かしの”ガンさん”
その昔のNHKテレビ人気番組、「事件記者」、
猪突猛進、慌て者ながら熱血正義感、
岩見記者を演じた山田吾一さんが亡くなった。

「事件記者」は1950年代後半から続いた人気番組。

今考えても、中身が濃い、練れたドラマだった。
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何しろ、時間は30分、
長時間ドラマ全盛の今の時代、
嘘みたいな時間で話が完結する。

短いからと言って、
決して話を急いで進めている様子は無い。

事件発生から解決まで、
警察と事件を聴取する記者のやりとり、
”抜いた、抜かれた”の、各新聞社の駆け引き、
行きつけの小料理屋、”ひさご”での憩いのひと時、
短時間の間に見事に織りなされていた。

ドラマの中心となったのが「東京日報」
キャップ演ずる、永井智雄、以下
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原保美、滝田裕介、園井敬介、大森義夫、
新進気鋭から中堅、ベテランの役者が個性を発揮していた。
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山田吾一さんは「東京日報」に対抗する
「中央日々」のエース記者として登場していた。

ところが、このエース、
威勢は良いのだが、おっちょちょいの慌て者、
「抜かれる」ことはあっても「抜く」ことはなかった。

そのたびに上司から「バッキヤロー!」怒鳴られる。

上司に扮し、閻魔大王の異名を奉られたのが高城淳一、
「ガンさん」、山田吾一との掛け合いは
「事件記者」を盛り上げる重要な要素となっていた。

さて、今回知ったのだが
山田さんは5歳年下の落語の名人と無二の親友だった。

その落語家とは古今亭志ん朝、
友達となったきっかけは顔が似ていると言う事だった。
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そのことは、お互いに相当意識していたらしい。

そして、遂に志ん朝さんは
「山田吾一」のネタで新作落語を作り高座にかけていた。
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志ん朝さんが、新作落語!!!!

是非とも、聞いてみたかったものである。

今頃は天国で二人揃ったところで
あちこちで、人違い騒動をまき起こしているに違いない。

慎んで御冥福をお祈りいたします。
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by shige_keura | 2012-10-16 23:59 | | Comments(0)
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