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遥かなり新・巌流島
日本シリーズは巨人が3勝2敗、
本日より舞台は再び東京ドームに戻って決着がつく。

第5戦、危険球を巡る審判の不手際が興を削いだが、
両チームとも力一杯の戦いを続けている。

特に戦力豊富な原・巨人を向こうに回し
初々しさ一杯ながらもしたたかさも滲ませる
日ハム・栗山新監督の印象が強い。

そんな折、スポーツジャーナリスト
二宮清純さんは次のようなコメントを寄せている。

「三原脩元監督を師と慕う栗山新監督、
 かつての三原・水原の巌流島の戦いの再現が望まれる」

これは二宮さんの願望としては良く分かるのだが
実現するか? となると、これはとんでもなく難しく思えてならぬ。

日本ハム就任に際して
栗山さんが望んだ背番号80は
かつて三原さんが1971年から3年間
ヤクルトで指揮をとった時に着けていた背番号だ。

そして、ヤクルト・スワローズは
勿論、栗山さんが現役の時にプレーした球団である。





コーチの経験もなしにいきなり監督となった栗山さん、
開幕の対西武戦でアット驚く勝負手を放った。

最も世間を驚かせたのは先発・斎藤だが
2番に最も頼れる稲葉を起用したのも
新人監督が容易に出来ることではない。

これは、かつて西鉄を率いていた三原さんが
豊田さんを2番打者最強説の実践として
起用したことに相通じている。

更には栗山さんは
中田翔を幾ら打てなくて、期待を裏切っても
1年間通して4番を任せた。

その結果、中田はチームの中軸として
リーグ本塁打2位になるまで成長した。

これは三原さんが、新人時代の豊田さんを
三振しようがエラーを重ねようとも
使い続けた事にダブってくる。

三原さんの辛抱の甲斐あって
豊田さんは最強打者として2番を任される様になった。

三原さんには策士・魔術師の言葉が付きまとう。

栗山さんは三原さんとイメージは違うが
二人が共通している所は
長期的視野を持っていることだろう。
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ただ、二人が監督になるまでの環境は全く異なっている。

三原さんにとって幸いだったことは
高校・六大学の時から水原さんと言う好敵手が居た。
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しかも、学生野球の時は
三原さんは水原さんの後塵を拝していた。

更に、三原さんが巨人が追われるきっかけとなったのは
水原さんがシベリアから生還し
巨人に復帰してきたことに根っ子がある。

勿論、水原さんは三原さん追い出しとは何ら関係なかったのだが。
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花の東京を追われ、野に下った先の福岡、
ここで、三原さんは打倒巨人・水原の牙を砥ぐ。
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世間がヤンヤの喝采を送ったのが
三原・西鉄が巨人を倒し3年連続日本一になった時の事だった。
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三原対水原、「巌流島の戦い」はまさに、戦国絵巻物。

元服前、紅顔の美少年の時から二人は木刀でやり合い、
一国一城の主となってからも、「切ったはった」が繰り広げられていった。

だから、二宮さんの仰ることは分かるが
「元祖・巌流島」は物語の奥行がとてつもなく深いのだ。

勿論、私としても栗山さんに対抗する
話題性と力量を兼ね備えたライバルの登場を望んでいる。

ただ感覚的に、原・巨人では新・巌流島物語にはなりそうもない。

唯一の可能性は古田が監督に返り咲いた時だろうか?

栗山・日本ハム対古田・ヤクルトスワローズ、
これは結構面白い戦いになりそうな気がする。

新・巌流島の若き二人、
いずれが武蔵で小次郎か??

丁々発止の戦いが繰り広げられるだろう。
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by shige_keura | 2012-11-03 08:46 | スポーツ | Comments(0)
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