Top
最古のカップ  -名前の由縁は-
世界に名だたるスポーツ・イベントは沢山ある。

ざっと拾い上げただけでも、
近代オリンピックをはじめ、サッカー・ワールドカップ、
ゴルフの全英オープン、野球ならばMLB・ワールドシリーズ、
陸上での速さを競う自動車レースなら、
モナコF1グランプリにインディ500マイル、
水上の優雅で激しいスポーツならばヨットのアメリカズカップ。

スポーツに興味のある方ならば誰でもが、
仮に興味のない方でも名前ぐらいは聞いた事が有ると思う。

さて、ここで問題です。

先に列挙したスポーツ・イベント、
歴史の古い順に並べて下さい。

これは、スポーツに詳しい方にとっても難問だろう。

では、答えを言いましょう。

古い順に第1回開催年と共に紹介する。


1. アメリカズ カップ (ヨット)          1851年

2. 全英オープン(ゴルフ)            1860年

3. 近代オリンピック(夏)             1896年

4. ワールド・シリーズ(野球)           1903年

5. インディ500(モータースポーツ)       1911年

6. F1モナコ・グランプリ(モータースポーツ)  1929年

7. ワールド・カップ(サッカー)           1930年

c0135543_2102784.jpg

何と、ヨットの世界チャンピオンを決めるAmerica’s Cupが
最も古い歴史を誇る国際スポーツ・イベントなのだ。






では2番目の問題です。

第1回アメリカズカップが行われた国は何処でしょう?

アメリカズカップだからアメリカと言うわけではない。

正解はイギリス。

1851年、第1回万博がロンドンで行われた時を記念して、
ロイヤル・ヨット・スコ-ドロン(Royal Yacht Squadron)ヨットクラブ主催で
ワイト島一周国際ヨットレースとして行われたのが始まりだ。

ワイト島(Isle of Wight )はロンドンの南、
ポーツマスからフェリーで30分足らずに浮かぶ小島。

ヴィクトリア女王がこよなく愛した島で
オズボーン・ハウスの名で呼ばれる宮殿は
現在でも女王の夏の離宮として使われている。

尚、ロイヤル・ヨット・スコ-ドロンとは
英国の最も格式高いヨットクラブで
ワイト島に瀟洒なマリーナを持っている。

さて、第3問に移ります。

イギリスで万博記念国際ヨットレースで行われたにもかかわらず
どうしてアメリカズカップと言う名前がついたのでしょうか?

「アメリカが多額の資金援助をしたからだ?」

「違うんだな」

「それじゃ、アメリカがその時優勝したからだ?」

「うーん、近いけれど、正解ではない」

「えーと??  なんだーー???」

「正解は、優勝したのがアメリカからただ1艇参加した、
 その名もアメリカ号が持ち帰ったカップということで
 America’s Cup」と命名されたわけだ」

従って、アメリカ号の持ち帰ったカップが
名だたる国際スポーツの歴史の中で
最も古く由緒あるカップになるのだ。
c0135543_2104552.jpg

それでは、最古のカップにまつわる話を
次号以降紹介していこう。
[PR]
by shige_keura | 2012-12-12 11:07 | スポーツ | Comments(0)
<< 最古のカップ  -思い出の中の... トロロじゃあるめーし  -後篇- >>



2007年9月末にこちらに引っ越してきました。
→過去のブログを見る


ホームページ 



LINK 


LINK FREE

このブログの写真・テキストの無断使用はお断りします。

(c) 2007 shige_keura. All rights reserved.