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ちょっといい話
イギリスよりも歴史は浅いとは言えアメリカはゴルフ大国、
数々の名プレーヤーを輩出してきた。

その中のひとりがジーン・サラゼン(1902年生)である。

彼はイタリアからの移民、貧しい家で育ち、
キャディとして日銭を稼ぎ、19才にしてプロに転向した。

その翌年、早くも頭角を現し、全米オープン、全米プロに優勝、
1932年、全英オープン、1935年、マスターズを制し
キャリア・グランドスラムを達成した。

彼の最強のライバルが1892年生まれの、ウオルター・ヘーゲン。

当時、アマチュアよりも低く見られていた
プロゴルフの社会的地位向上を実現した功績は大きい。

又、彼は派手好み、ショーマンシップにも溢れ、
わざと、ティーオフぎりぎりにロールスロイスで乗り付け、
颯爽と白のジャケットで車から降り立ったこともしばしばだった。

ヘーゲンと対極に居たのが生涯アマチュアを通したボビー・ジョーンズだ。

生真面目にゴルフを追求、
25才にして全英オープン、アマと全米オープンとアマ、
4大タイトルを同年で制覇しグランドスラムの名称の生みの親となった。

彼は28才であっさりと現役を引退したが
引退後の代表的な功績がマスターズの創設である。

ボビー・ジョーンズは1902年生まれでジーン・サラゼンと同年、
二人は無二の親友としてアマとプロとの違いはあれ、ヘーゲンとともに
アメリカのゴルフ界を牽引していった。







アメリカのゴルフ界が最初の豊穣の時を迎えたのが
1912年生まれの同年ビッグ・スリー、
ベン・ホーガン、サム・スニード、
そしてバイロン・ネルソンの登場によってだった。

その後、吾等が慣れ親しんだ、ビッグスリー、
アーノルド・パーマー、ゲイリー・プレーヤー、ジャック・ニクラウス、
そしてトム・ワトソン・・・タイガー・ウッズと続き、
グリーンを湧かせる千両役者の登場で観客は熱狂した。

話は、ジーン・サラゼンに戻るが、
彼の晩年、現役生活を60年続けた79才の時
次のような、ちょっといい話をしてくれた。

「今、ボビー・ジョーンズとウオルター・ヘーゲンが居たら・・・、
 そうだね、こんな夢の顔合わせのラウンドが見てみたいね。

 最初のパーティがウオルター・ヘーゲンとトニー・レマ、
 次の組がリー・トレビのとレイ・フロイドさ。
 この二組はゴルフのスコアを競うばかりじゃなく
 18ホールのうちに何人の女の子とデートの約束を取り付けたか、
 それを争うゲームになるだろうな。
 いやー、賑やかだろうね。

 3、4組目はボビー・ジョーンズとベン・ホーガン、
 そしてジャック・ニクラウスとトム・ワトスンだな。
 これは、ただ静かに苦虫を噛み潰した顔で重苦しいゴルフになるね。
 見てる方も息詰まっちゃうだろうね。

 一番面白いと思うのが、これはもう、
 全盛期のアーノルド・パーマーとセベ・バレステロスだよ、絶対!
 とんでもなくエキサイティングなゴルフになるね。
 あり得ない所から信じられないショットが飛び出して
 これぞスクランブル・ゴルフ、観客は唖然、呆然、喜んじゃうよね」

それぞれのプレーヤーを思い浮かべると
思わずニヤリとさせられてしまう。

これが日本だと、面白い顔合わせは?

ジャンボと片山・・・・・・、
ファッションが目に浮かぶ!!
余り見たくないなー。
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by shige_keura | 2012-12-22 06:43 | スポーツ | Comments(0)
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