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二人のエム
昨年アメリカで公開されたのが、
007シリーズ、50周年記念作品「スカイフォール」だ。

因みに、007生みの親、イアン・フレミングが
第1作、「カジノ・ロワイヤル」を完成したのが1952年、
昨年は原作、60周年でもあった。

最新作、「スカイ・フォール」、私は存分に、
いや、期待以上に楽しんだと言える。

ひとつは、監督に、サム・メンデス、
「アメリカンビューティ」でアカデミーを得た、
大物実力者を担ぎ出した事に因る。

映画というものは、やはり監督の腕で左右される。

次に、これまた「恋に落ちたシェークスピア」で
アカデミー助演女優賞を獲得した
英国の実力女優、ジュディ・デンチの魅力を堪能できるからだ。
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彼女は1995年、「007/ゴールデン・アイ」で
ボンドの上役、Mとして出演し世間をアット言わせた。

「ボンドが女性上司に仕える身となった!
 時代は変わるものだなーー!!」

以来、本作品で7作目のM,
その理由は言えぬが、今回は彼女にとって格別のMである筈だ。




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ここで007シリーズを振り返ってみよう。

映画製作順に挙げているが、
後ろの番号は原作が書かれた順番である。

映画の製作は必ずしも原作完成時期と
一致しているわけではない。

又、番号が無いものはイアン・フレミング作ではなく、
映画オリジナル脚本或いは別作家のものだ。
               (原作者、イアン・フレミング)
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ドクター・ノウ(007は殺しの番号)        6
ロシアより愛をこめて(007・危機一発)     5
ゴールド・フィンガー                 7
サンダ-ボ-ル作戦                8
007は二度死ぬ                  11
女王陛下の007                  10
ダイアモンドは永遠に                4
死ぬのは奴らだ                   2
黄金銃を持つ男                   12
私を愛したスパイ                   9
ムーンレイカー                    3
ユア・アイズ・オンリー
オクトパシ―                     13
美しき獲物たち
リビングデ-・ライツ
消されたライセンス
ゴールデン・アイ
トモロー・ネバー・ダイ
ワールド・イズ・ノット・イナフ
ダイ・アナザ-・デイ
カジノ・ロワイヤル                  1
慰めの報酬
スカイ・フォール

最新作まで007映画は全部で23本、
ジュディー・デンチは「ゴールデン・アイ」から
「スカイ・フォール」まで7作品に出演し、
まさに007映画の顔と言っても過言ではない。

しかし、その上を行くのがバーナード・リ-、
彼は第1作の「ドクター・ノウ」から「ムーンレイカー」まで
実に11作品に威厳と貫録あるMとして存在感を示していた。
               (ショーン・コネリーと共演していたころのバーナード・リー)
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なにしろ、バーナード・リ-も英国の有名俳優、
007シリーズに出る前から
巨匠、キャロル・リードとは3回のお付き合い、
「第三の男」、「落ちた偶像」、「鍵」で
脇を固める渋い演技を披露してくれていた。

ジェームズ・ボンド役として最多出場が
ロジャー・ムーアの7回、次がショーン・コネリーの6回、
続いて、ピアーズ・ブロスナンの4回
当代、ダニエル・クレイグは今回でやっと3回目である。

バーナード・リ-、ジュディ・デンチから見れば
鼻たれ小僧の様なものだ。

さて、「スカイ・フォール」のお楽しみは
古くからの007ファンにとっては
思わずニヤリとさせられる場面が出てくるのが嬉しい。

又、謎に包まれたボンドの生い立ち、
そして彼の両親との別れ
原作に割と忠実に描かれている。

申し添えるが、ボンドの父はスコットランド人、母はスイス人、
ボンドが12歳の時、両親は山岳遭難で命を落とした。

これが、イアン・フレミングが紹介した
数少ないボンド少年時の物語である。

更に、観客にとって、番外のお楽しみは、
長崎・軍艦島でのロケーションが入っていることだ。
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楽しさ満載の「スカイ・フォール」
オールド007ファン、お見逃しなきように。
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by shige_keura | 2013-01-29 08:52 | | Comments(2)
Commented at 2013-01-30 09:10 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2013-01-30 09:17
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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