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江ノ電の旅 -不思議な光景-
1月29日鎌倉駅前の喫茶レストラン、「扉」にて
独りで昼飯をパクついていた。
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私は何の取り柄もない「扉」が割と気に入ってる。

その理由は小奇麗の割に何時も空いていること、
だからと言って味は不味くはなく、可もなし不可もなしだ。

要は、この店に入って
何ら鎌倉と言う雰囲気を感じさせない所が
「扉」が昔から持つ長所(?)なのだろう。

ここのメニューはボリュームが無く、
普段ならば物足りない所だが
今日は16時半から片瀬江の島で宴会だ。

最後の決め手は450円のコーヒー、
ポットごと持ってきてくれるので
温かいやつを3杯ほど味わうことが出来る。

ここまで書けばお分かリの通り
時間つぶしにもってこいの店なのだ。

時計を眺めると12時半をまわった所、
いかに時間つぶしに最適とは言え
2,3時間も粘るわけにはいかない。

時間が限られていて、見たい・行きたいところが沢山ある場合、
時間が有り余る割に、行きたいところが見つからぬ場合、
これは前者の方が良いに決まっている。

行きたい所を絞れば良いだけなのだから。

今日は、最終目的地が片瀬江の島、
この条件の下では後者に属している。

さー、どうしたものか、弱ったな、
もっとも、この境遇は自分で蒔いた種なのだが。



こうなれば江ノ電に乗って気の向くままで行ってみよう。

自分の子供の頃を振り返ると
江ノ電はごく親しい存在だった。
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何しろ逗子から横須賀線で鎌倉へ、
そこで江ノ電に乗り換え由比ヶ浜そばの幼稚園に通っていた。

最初は親が付き添ってくれたが
慣れてからは単独行動或いは友達と一緒だっただろうか?

今から思えば幼稚園児にしては大旅行、
それでも約2年間、何の問題もなく危ない目にも遭わなかった。

現代と違って物質的には貧しくつつましかったが
大らかで精神的には豊かな時代だったのではないか。
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そのころの江ノ電はたったの一両編成、
上の画像は大正時代のものだが、
私が幼稚園の時も似たり寄ったりではなかったか。

あのころの江ノ電の思い出と言えば
単線区間の待ち合わせ場所で車掌同士が
得体の知れない物体を物々交換をしていたことだ。
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鉄の輪の先に皮袋がついていた。

見るだに摩訶不思議な光景、
毎回何をしているのか知りたかったが
秘密の取引をしているようで聞くのが憚れた。
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これを、タブレット(通票)と知ったのは後年、
言わば単線区間を走っても良い通行手形のようなものなのだ。
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当時の江ノ電は侘びしい電車でよそ様の玄関先、庭先を
「お邪魔します」と言った慎ましやかな風情で遠慮深く走っていた。

それが今や、3-4両編成、
両側に迫った家々を睥睨するかのように
偉そうに走っている。

時代も変われば変わるものだ。
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さてさて、鎌倉で乗り込んだ江ノ電、
どこで降りるとしようか。
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by shige_keura | 2013-02-01 08:34 | | Comments(0)
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