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十字火球の復活
2月1日、プロ野球キャンプイン、
南国の沖縄、宮崎等で球音が響き渡った。

球春到来、春近しである。

キャンプとなれば注目を集めるのが新人選手、
今年は特に投手に注目株が多い。

「大谷初ブルペンで140キロ以上」

「藤波全視線を釘付け」

「東浜、万全でキャンプ地へ」

新人投手諸君、どうかはやる心を押さえ、
飛ばし過ぎず、自己管理して開幕を迎えて欲しい。

キャンプで幾ら目立っても、それはまだ子供の時間、
これから先の本番は長くタフなのだから。

新人投手に群がる視線、
各新聞に躍る記事のひとつにこんな文字を見つけた。

「菅野、クロスファイア-一級品」

「クロスファイア-」、時々聞く言葉だが
どんな球種なのだろうか。





今を去ること60年ほど前、
愛読書、「野球少年」の中に面白い言葉を見いだした。

「十字火球の使い手」、 なんだこれは!!!

「十字火球」、聞き慣れぬ言葉は
或る投手のウイニングショットとして紹介されていた。

「西鉄ライオンズの大津投手は
 現在の日本プロ野球では数少ない
 十字火球を得意としています」
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大津守、西鉄を中心に現役13年、
通算96勝112敗、ノーヒットノーランを1回記録している。

100勝に惜しくも手が届かなかったが
一時期は西鉄の河村英文と並ぶ両輪として活躍した。

私の記憶では、当時、大津投手以外
「十字火球」を操る投手を聞いた事が無い。

又、残念ながら大津投手の映像を見ていない。

従って、彼の持ち球、十字火球を目にしていないが、
解説から大体の想像はつく。

ピッチャースマウンドの横幅を利用し、
ホームベース上の対角線をインコースからアウトコースへ、
そしてアウトコースからインコースへ横切る速球。

あたかも十字砲火のようにクロスすることが命名の理由だ。。

ただ、この投法は余程足腰・肩が強く無ければ上手く投げられない。

この感覚は野球が好きな御同輩ならば理解されると思う。

昔の十字火球が今はクロスファイア-と言う言葉となったのだと思うが
時々、間違った解釈で使われている。

それは、「クロスファイアは左投手に限られた球種で
右バッターの内角に鋭く喰い込むボール」との説明だ。

本来、クロスファイア-(十字火球)は投手の右、左に関係なく
強靭な足腰肩を使って、ホームプレートの幅を最大限に使うボールだ。

子供の頃聞いた言葉、「十字火球」は
あたかも、魔球のような妖しげな響きを持っていた。

懐古趣味ではないが素晴らしい名前の「十字火球」、
本当にそれに相応しいボールならば
英字氾濫のこの時代だからこそ復活させたらどうだろうか。
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by shige_keura | 2013-02-08 08:51 | スポーツ | Comments(0)
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