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WBC準決勝に想う  -裾野の広がり、御先祖様までー
日本-プエルトリコ戦、試合前のセレモニー、
そのとき私は画面に吸い寄せられた。

それは第3回WBC参加国の国旗が入場してきた時、
何と国旗の数が28もあるのだ。
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野球の国際大会に28もの多くの国が参加している。

いやー、感激しましたね、
野球がこのように世界に浸透していることを目の当たりに見て。

ここで、過去の歴史を振り返ろう。

第1回(2006年)、第2回(2009年)
参加国はどちらも16カ国で国も同じ。
               (2009年、決勝戦、日本ー韓国 試合前セレモニー)
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日本、韓国、チャイニーズ・タイペイ、中国、
アメリカ、メキシコ、カナダ、南アフリカ、
プエルトリコ、キューバ、オランダ、パナマ、
ドミニカ、ヴェネズエラ、イタリア、オーストラリア。

今回、新たに参加した12か国の面々は、
イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、チェコ、イスラエル、
ブラジル、コロンビア、ニカラガア、ニュージランド、タイ、フィリッピン、
世界の様々な地域から新たな野球国が加わった。







中でもイギリスの参加はとても嬉しい!

何故ならば過去の歴史を紐解くと
Baseballなる言葉が使われたのはイギリスが最初だからだ。
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時に1744年、世界初の児童専門出版者、
ジョン・ニューベリーが「A pretty little Pocket Book」のなかで
子供達の遊び、「ラウンダ-ズ」を見てBaseballを使った。
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イギリスと言えば「クリケット」の本場、
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人によってはこれが野球の起源とあるが
諸説ある中で確かなことは
「ラウンダ-ズ」がBaseballの言葉を生んだことだ。
               (ラウンダ-ズで遊ぶ子供達、スコットランド)
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今や、野球の本家然としているアメリカで
Baseballの言葉が生まれたのは1791年、
マサチューセッツ州の町のグラウンド使用規定の中に使われた。

現在の野球の起源とされるのがニューヨーク・マンハッタン
1840年アレクサンダー・カートライトなる人物が
攻撃と守備9人編成のゲームを考案し
面白いとの評判をとって各地に伝搬していった。

今回はフランスも参加している。

これには元・阪神監督・吉田義男氏もさぞかし喜んだに違いない。

何故なら、吉田氏は阪神退団後
単身でフランスに渡り、野球の普及に努めたからだ。

前回に比べ一気に75%も増えた参加国、
サッカーのワールドカップだって
第1回(1930年)の参加国は、たったの13カ国なのだ。

今後、世界中で野球が広がっていくことを願う。

色々と物議を醸したWBCだが
こういう運営・企画はアメリカが抜群!

次回以降は更に注目度が増してゆくだろう。

それにしても、野球の一発勝負、
これほど面白いものはない。
by shige_keura | 2013-03-20 16:39 | スポーツ
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