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懐かしの二色ご飯
今日は独りで食べる昼食、
すでに献立は決まっている。

献立と言っても至極簡単なもの、
冷蔵庫に家内が作り置きした牛肉のソボロを利用するものだ。

牛肉のソボロと言えば炒り卵と合わせた二色ご飯に決まっている。

中学・高校時代、母が作ってくれたお弁当、
その中でも「二色ご飯」弁当はお気に入りの筆頭格だった。

弁当の蓋を取ると、
一面に黄色と焦げ茶に色分けされた景色が広がっている。

「おーッ、今日は二色弁当じゃないか!」、
自然と箸の速度が速くなっていく。

上から箸を突っ込むと
丁度中間ぐらいに海苔とオカカが敷き詰められている。

これを牛肉そぼろと炒り卵と混ぜ合わせて口にかっこんでいく、
なんと云う旨さだろう。









本日は牛肉ソボロがすでにあるので
あとは炒り卵を作るだけで良い。
懐かしの二色ご飯_c0135543_1351346.jpg

ところが、この段階で失敗してしまった。
懐かしの二色ご飯_c0135543_1351264.jpg

デジカメで撮影しながら炒り卵を作るのは至難の業、
本来は6本ほどの箸を使って
ただひたすら親の仇を討つように卵をかき混ぜねばならぬ。

そうすることで、きめ細かい上品な炒り卵が完成するのだが、
どうも、理想と現実とはかけ離れた姿となってしまった。
懐かしの二色ご飯_c0135543_13515053.jpg

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こうなれば、あとは一工夫、
ベランダの大葉を数枚刻み込み添えることで
黄色、焦げ茶、緑と色彩感覚豊かな昼食が出来上がり。
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懐かしの二色ご飯_c0135543_13534131.jpg

上にたっぷりともみ海苔をふって
あとは見てくれも構わずドンブリをかき混ぜて
がっつりと食べていくのみだ。
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無我夢中で食べ終わったあと、
冷えた加賀棒茶が、これまた実に爽やかだ。
懐かしの二色ご飯_c0135543_13543196.jpg

今日も35度の暑い日が予想され、
ベランダから見える景色も陽炎が立っているようだ。
by shige_keura | 2013-07-18 08:58 |
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