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飴の効き目は??
麻に雀ならば麻雀とくるが、扇に雀だと扇雀、
今でも大阪の人たちは、
歌舞伎界の重鎮にして人間国宝、坂田藤十郎を
2代目扇雀当時の愛称、「せんじゃくはーん」と親しみを込めて呼ぶと言う。

11月の国立劇場は通し狂言「伊賀越道中双六」
坂田藤十郎が当たり役、呉服屋十兵衛に扮し、
貫録たっぷり、時には軽妙なお芝居で満場を魅了した。
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今回は観客席を道中する特別サービス、
偶々、すぐ横を通って行ったが
12月で82歳を迎えるとは思えぬ若さに驚いた。

扇雀から雁治郎、そして坂田藤十郎へ、
若さを保ちながら芸域は熟達の度を深めてゆく。

今や、大名跡、歌舞伎界を背負う
一枚看板に相応しい存在感を見せている。
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私は東京の人間なので、余りピンとこないが
藤十郎の若い頃、即ち、中村扇雀の関西での人気は桁はずれだった。





藤十郎さんは1931年、二代目・中村雁次郎の長男として生まれた。

9歳の時に2代目・中村扇雀を襲名して初舞台、
22歳の時に250年ぶりに復活した
「曽根崎心中」のお初役が絶賛、
一躍関西歌舞伎界の大スターとなった。

尚、「曽根崎心中」のお初の公演は1,000回を越し、
未だに艶めかしいお芝居で会場を独特の雰囲気に包んでいる。

2代目扇雀の人気にあやかった商品のひとつが扇雀飴、
1925年創業の高津製菓(大阪)が1952年に
「扇雀飴」の名前で販売を開始した。

販売に当たっては、扇雀側が製作を頼んだとも、
メーカー側が扇雀の許可を願い出たとも言われているが
歌舞伎座で売り出したところ一躍大ヒット商品となった。
               (扇雀飴本舗の会社ロゴマーク)
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1961年高津製菓は遂に会社名を(株)扇雀飴本舗に変え、
会社のロゴも中村扇雀の屋号・成駒屋の芸紋、
寒雀の中に扇の文字を入れたものとした。
               (中村扇雀・成駒屋の芸紋)
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嘘か誠か? 甚だ疑わしい所でもあるが
この飴は一部の高齢者に評判が良いとの話もある。

何故なら、坂田藤十郎(2代目扇雀)が
すこぶる男としてお盛んな為だ。

彼が70歳を過ぎた頃の話だが、
京都で馴染みの舞妓さんと
某ホテルで滞在した所をフォーカスされた事が或る。

後日の記者会見、破顔一笑こう言ってのけた。

「自分が元気だということを写真で証明してもらって感謝してます。
 老けこんだら駄目! 日本の男性にはもっと頑張ってほしい」

「鰯の頭も信心から」と言う。

御同輩諸氏、扇雀飴でもおしゃぶりしてみませんか?
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by shige_keura | 2013-11-08 09:26 | | Comments(0)
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