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夏競馬 -2ー  天罰てきめん
故・山口瞳さん、こよなく競馬を、将棋を
そして勝負事全般を愛された方だ。

氏の描く勝負の世界は他の追随を許さない。

同じく競馬、将棋等に造詣が深いのが大橋巨泉さん、
お二人は私にとって尊敬すべき人生の大先輩とも言える。

その昔、或る雑誌社の企画で
有名人たちに次のような質問をした。

「もし地球が24時間以内で破滅するとしたら
 貴方は何をしますか?」

大橋巨泉さんの答えはこうだ。

「山口瞳さんのお宅に伺って
 酒を飲みながら将棋を指したい。
 もしも、断られたら自宅で
 ビリー・ホリデーのレコードを聴いて泣いているでしょう」

巨泉さんの瞳さんを想う気持ちの深さ、
ジャズは巨泉さんの言わば本業、
いやはや、実に味のある答えである。






故・山口瞳さんの名著のひとつが「草競馬流浪記」、
昭和末期、全国にあった27もの公営競馬場をまわった
競馬奮闘記でもあり旅の名随筆でもある。
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北は北海道の帯広、岩見沢、南は佐賀に熊本まで、
競馬が好きなだけでは出来ない男のロマンの香りが一杯だ。

名著の中に度々顔を出す言葉が「草競馬はインティメイト」。

ここ、新潟競馬場は公営ではなく中央の地方場所、
そこにはまさしく「インティメイト」の雰囲気が漂う。

競馬場に行くまでの稲穂が色づく田園、
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堂々たる阿賀野川を渡れば、すぐに競馬場。
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場内の係員の人たちは皆、親切。
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「ようこそ新潟にお出でなさった」の気持ちが込められている。
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スタンドと馬場が接近している事で
サラブレッドに対して殊更の親しみを覚える。
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ゴール板の表示は天空に飛び立つトキ、
これほど新潟競馬場に相応しいシンボルはない。

これこそが私が6年連続で新潟競馬に魅かれる理由である。

さて、山口さんの著に書かれている言葉、
もうひとつが「飛び込み自殺」、
いやに物騒な言葉である。

この意味するところは、
競馬場に駆け込むや否や焦って馬券を買って外すこと、
「慌ててる乞食は貰いが少ない」の例えとも言える。

しかし、今日は飛び込み自殺ばかりではなく
首つり、服毒、割腹、・・・・・・・・・、
レースが進むにつれ自殺のオンパレード、
やはり、東京駅で思いついた不謹慎な考えが良くなかったに違いない。

かすりもしない半日、
こうなると澄みきった秋空までもが恨めしく思える。
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明日の新潟記念で巻き返しは出来るだろうか?
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by shige_keura | 2014-10-30 16:29 | スポーツ | Comments(0)
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