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プロ野球生誕80周年 -最多勝に想うことー
2015年プロ野球、セントラルリーグの最多勝は
中日の山井と阪神のメッセンジャーの二人が分けあった。

受賞そのものはお目出度いことではあるが
その勝ち星はたったの13勝、
果たして最多勝に相応しいものなのだろうか。

13勝の最多勝は過去に遡ると1回存在していた。

それは1998年のパリーグ、
受賞者は3名、西口、武田、黒木の3選手である。

最多勝が15勝を2つも下回ると、どうしても複数受賞者となり、
益々賞の価値が軽くなってくる。

野球も分業制が進化し打撃術も年々進歩、
更には用具の開発等もあって投手受難の傾向は止まらない。

しかし、ここまで昔の最多勝の勝ち星と差が出てくると
投手そのものの資質に昔と今に大きな差があるような感もしている。







プロ野球が2リーグ制となった1950年以来、
最多勝はセリーグでは1970年まで、パリーグでは1973年まで
必ず20勝以上の勝利を挙げた投手が獲得していた。

更には1950年から1970年までの21年間、
セリーグでは8回、パリーグでは7回、最多勝利は30勝を上回っていた。

中には1961年、西鉄ライオンズの
稲尾和久投手の42勝のような破格な記録も飛び出していた。
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一方、1990年を過ぎると20勝投手は激減している。

’90年以降の数少ない20勝投手は以下の通りだ。

1990年 斎藤雅樹(巨人) 20勝
1991年 上原浩治(巨人) 21勝
2003年 井川(阪神)、斎藤和(ダイエー) 20勝
2008年 岩隈(近鉄) 21勝
2013年 田中(楽天) 24勝

こうやって眺めて見ると、
2013年、田中投手の24勝が如何に
素晴らしいものであることかを改めて認識する。

しかし、その1年後、2014年最多勝が13、
田中マー君に10勝以上も劣るとは如何なものだろうか??

ここで日本の投手に言いたいことは
「時代が違う」の一言で片付けず、
もっと逞しい投手になる自覚を持っていただきたい。

ただ、余り良い成績を出すと
メジャーに行ってしまうと言う懸念はあるが。
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by shige_keura | 2014-12-29 13:51 | スポーツ | Comments(0)
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