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梅雨入り前の北陸路~蕎麦の里・今庄~
6月16日(火)、新たに開通した北陸新幹線、
車中の人となって金沢に向かった。
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既存の新幹線に比べ足元のスペースもったっぷり
快適な乗り心地である。
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今回は、石川だけでなく福井、富山を廻って
北陸の味を楽しむことを目的とした欲張り旅行である。

このとき、東京は既に梅雨入りしていたが
北陸は直前、予報は晴れ・曇りが続いていた。

新幹線開通前の北陸ルートは、
上越新幹線で「越後湯沢」で乗り換え「ほくほく線で向かう。

山と海の景色を存分に楽しめる旅の風情はあったが
金沢まで最短4時間~4時間半の行程だった。
               (越後湯沢の雪景色)
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               (冬の日本海・親不知近辺)
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それが、新幹線「かがやき」を利用すれば2時間半、
片道2時間以上の時間短縮は大きい。

生憎の曇り空、唐松林が並ぶ軽井沢を矢のように走り抜け
雲に隠れたアルプス、千曲川に沿って糸魚川へ
あとは海沿いに走り金沢へ、
従来に比べ拍子抜けがするような速さだった。

新幹線の恵みを味わう暇もなく
大阪行き「サンダーバード」に乗り換え鯖江で下車、
普通列車へ乗り換えて目的地「今庄」に向かった。
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何故、このような面倒くさい旅をしたのか?

それは本日の昼食は福井のオロシ蕎麦と決めていたのだ。

1997年から6年間滞在した金沢で新しいことに数々出会ったが、
その中のひとつが福井のオロシ蕎麦の喉越しのよい美味さである。

辛み大根のオロシと共に味わう福井の蕎麦、
上品さのかけらもないが、そこにあるのが庶民の蕎麦、
香り高く、コシの強い蕎麦本来の味わいがあった。

福井県内に有名店数々ある中で
我が家の判定で最高峰に位置しているのが
「今庄」駅のほど近くに或る”ふる里”である。
               (今庄駅、雪囲いの待合所)
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今庄はその昔、京から北陸に抜ける玄関口にある険しい峠の宿場、
冬は今でも雪にすっぽりと包まれる豪雪地帯、
行き交う旅人はここで一時の暖を取ったことだろう。
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旧北国街道沿いに今も残る本陣・脇本陣跡をはじめとした
町屋の景観に往時の賑わいを偲ぶことが出来る。
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造り酒屋、「白駒」の目の前に、”ふる里”は今も健在だった。
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この店は宣伝とは無縁のよう、
店を広げる欲は何処にも見られぬように
今日も堅実につつましく昔の味を保っていた。
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               (豪雪時期の”ふる里”)
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「えっ、東京からですか!!!
 それはそれは遠くからようこそ、お出でましたなー」
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期待にたがわぬオロシ蕎麦を2杯、
トロリとした蕎麦湯を飲んで満足満足。
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「新幹線が出来たので又来ます」。

武生、鯖江、福井、加賀温泉、小松、
昔馴染んだ地名が通り過ぎ金沢が近づいてきた。

この腹具合なら、夕食は東茶屋街の「ちょう吉」で
オデンと串焼きを冷酒でやるか。
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by shige_keura | 2015-06-24 10:50 | | Comments(0)
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