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熊本・天草の旅 -焼酎街道の女もっこす-
「肥後もっこす」とは熊本県の県民性を表した言葉。

「津軽じょっぱり」、「土佐いごっそう」と並び
日本の三大頑固県民性を表す言葉だ。

熊本県が生んだ「もっこす」の代表的人物が
プロ野球の読売巨人の中心として活躍
その後無敵のチームをを率いた川上哲治であろう。

彼の現役時代のニックネーム「打撃の神様」、
監督となってからの9連覇達成までの足取り、
共に「初心貫徹」の「肥後もっこす魂」
頑固さが生み出した輝かしい財産と言えよう。

               (人吉市にある川上哲治記念球場)
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川上選手の生まれは人吉市、
ここは米焼酎として名高い球磨焼酎の酒蔵が並び
焼酎街道と呼ばれている。

川上と同じ人吉市、「焼酎街道」の一角に
昔ながらの製法にこだわりを持つ、
地域唯一の女杜氏のお店「寿福酒造」がある。
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数あるライバルのお店がすべて機会製法に切り替わった今も
息子さんと二人で汗水たらし焼酎を作っている。

彼女、寿福絹子さんこそ「肥後もっこす」の代表に相応しい。

今回お邪魔した時は丁度仕込みの大事な時、
それにもかかわらず彼女は親切に現場を紹介してくれた。
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もろ肌脱いで炊き立てのお米をかき混ぜている息子、
これまた額に玉の汗を浮かべ手伝っている母が寿福絹子さん。
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漸く一息ついてお米にお布団をかぶせ
隣の部屋で一晩寝かせ次の工程にかかる。
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お茶を飲みながら彼女は言う。

「もー、へとへと・・・しんどいねー、
 だけどね、あたしゃ、どうしても手作りにこだわりたいんよ。
 焼酎は私の子供ばい、愛情かけんといけんとね」。

 今日はこれから出前の鰻で力つけるんよ、
 何!!あんたたち、鰻食べてきたと!!
 美味しかったでしょう、上村の鰻」

汗が光る絹子さんの顔は疲れているに違いないが
生き生きと輝いていた。
               (若かりしころの絹子さん)
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続いて出る言葉が彼女らしい。

「冥途の土産と思って買ってくんさい、送料はただにしとくから」。

アルコール飲料の中で、私が好きなベストスリーは
ワイン、日本酒、ウイスキーであり
焼酎の優先度はあまり高くない。

更に、今年の3月に立ち寄った時に購入した
焼酎が、まだ家に残っている。

にもかかわらず、新たに2本の焼酎を買う自分が居た。
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熊本復興に一役かわにゃいけん・・・・・・、
というよりも、女肥後もっこすの心意気にのらにゃいかんばい。
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by shige_keura | 2016-11-29 13:24 | | Comments(0)
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