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早春の熱海 ~梅は咲いたか・・・・~
「梅は咲いたか、桜は未だかいな、
 柳ゃ、なよなよ風次第、山吹は浮気で色ばかり
 しょんがいなー、しょんがいな」

江戸時代、お座敷で流行った端唄、
「しょんがえ節」の一節である。

お座敷で好まれたものだけに
芸妓さんを花にたとえている。

梅は若い芸妓、桜はちょいと年増の姐さん、
柳は移り気芸者、山吹は実を結ばない浮気な芸妓となる。

又、季節の到来も意味しているのは
梅が咲いたけど、桜は未だだろうなの文句でも明らかである。

この画像は今年の1月19日熱海梅園前、
何と!既に桜は満開である。
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梅園の梅は木の種類によっても違うが全体的に七、八分咲き。

ということは、熱海では
「桜は咲いたが、梅はまだかいな」となってしまう。
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この桜は1965年熱海桜と命名され、
その後1977年に熱海市の木に指定され、
日本で一番早く開花を迎える桜である。

この桜はインドが原産で
日本に入ってきたのは明治4年ごろに訪れた
イタリア人によってとされている。

花弁が濃いピンク色で花が大きいのが特徴であり、
寒緋桜と山桜の雑種とされている。
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熱海梅園から坂を下り来宮神社を過ぎて
更に坂を下った市街地に流れる糸川の両側が
熱海桜の見どころである。
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花は満開、次から次へと黄緑色をしたメジロが
蜜をついばみに枝から枝へと飛び回っている。
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日本では「河津桜」が早咲きとして有名だが
実は「熱海桜」の方の開花が早く
今年は12月末に花がほころび始めた。

昨年末に花が咲き始めた桜が
今もなお満開で色鮮やかに咲き誇っているのはどういうわけか?
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通常の桜は満開時期が短く
「三日見ぬまの桜かな」という言葉も生まれているのに
熱海桜の満開が長いのは何故だろう。

その理由は一本の枝に早期に咲く花芽と
遅く出てくる花芽があるからだ。

早期に咲く花が散るのを待つように
第二弾の花芽が膨らんで花を咲かせる。

いずれにせよ、梅見は想定内だったが
思わぬ桜見物が出来るとは。
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「梅は咲いたし、桜も満開じゃ、
 ええじゃないか、ええじゃないか!」。
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by shige_keura | 2017-01-25 21:19 | | Comments(0)
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