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”よろめき”か?”貞淑”か?
私の趣味は映画だ。

昔から様々な映画、俳優に接してきたが
最近、知っている女優を片っ端から
カテゴリー別に分類している。

これがなかなか、難しくもあり
又、面白い。

何故なら、カテゴリーと一言で言っても
”肉体派”というような大雑把な分類ではない。

肉体派の中にも、
”白痴派”、”健康ピチピチ派”とか
”官能派”、或いは”妖艶派”等の分流がある。
          (映画史上最高の官能派女優、シルヴァーナ・マンガーノ)
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例えば、”官能派”の代表的女優が
シルヴァーナ・マンガーノ、
エレオノラ・ロッシ・ドラゴだとすれば、
          (「激しい季節」が代表作、エレオノラ・ロッシ・ドラゴ)
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”妖艶派”代表は
ミシェル・モルガン、ラナ・ターナーである。
          (ハリウッドきってのスキャンダラス女優と言えば、ラナ・ターナー)
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さて、カテゴリーの一大派閥に”貞淑派”がある。
          (ジェニファー・ジョーンズ)
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代表選手はジェニファー・ジョーンズ、
パトリシア・ニール達だ。

ごく最近、表の顔は”貞淑派”
裏にまわると”よろめき派”の代表
デボラ・カーが亡くなった。
          (デボラー・カー、本当の顔は???)
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享年、86歳
長らくパーキンソン病を患っていたという。



彼女は1921年、イギリスのスコットランドの生まれ、
幼い頃よりバレリーナを目指していたが
途中より演劇に興味を持ち舞台に進出する。

持って生まれた美貌とエレガントな物腰、
いつしか、「イギリスのバラ」のニックネームが奉られようになった。
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ハリウッドに渡っての第一作が「黒水仙」
敬虔なる尼僧を演じたイメージが
彼女を貞淑なる女性の代表選手に押し上げてしまう。

しかしながら、私は彼女の真骨頂は
「池上より永遠に」で見せた
夫である将校の部下との
許されぬ恋に燃え上がる奔放なる女性像にあると思う。
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ハワイ、ホノルルの渚の岩陰
バート・ランカスターとのラブシーンは
当時、すべての観客が固唾を飲んで
スクリーンに釘つけになったものだ。

今見てみると、それほど過激な場面でもないが
波が岩に当たって砕け
砂浜に流れてくる、
そこに抱き合う二人の男女。

モノクロ映画ながら
妙に色彩を感じさせる場面である。

そのあと、デボラ・カーは
あのジェームス・ディーンが舞台で演じた
「お茶と同情」の映画化で
年下の学生、ジョン・カーと
不倫の恋に落ちる家庭の妻を演じている。

これは、彼女にとって
はまり役だとは思うのだが
作品の質的評価は低い。

しかし、もしも舞台同様
相手にジェームス・ディーンを得たならば
全く違った趣になっていたに違いない。

彼女の代表作は「王様と私」だという。

本作品でデボラ・カーは夫を亡くしたイギリス人女性で
タイ(当時シャム)に渡り
王子、王女の家庭教師の役を演ずる。
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役柄もある意味でピッタリで
確かに代表作品である事は間違いない。

しかしながら、”貞淑”は彼女の仮の素顔、
本当はハリウッド歴史上最高の”よろめき派”代表選手だと思う。

こんな彼女にコロリと騙された
男性諸氏は多いに違いない。
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by shige_keura | 2007-10-22 21:22 | | Comments(0)
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