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秋の夜はポトフ
「秋の夜はふけて」は
今は亡き大橋節夫のオハコ、

「秋の夜はポトフーーーー」は
私のオハコならぬ新作。

東京はまだまだ暖かいが
そろそろ鍋物が恋しい季節に入ってきた。

鍋物と言っても和風のものばかりではない。

本日はポトフを作ってみよう。
もっとも”作ってみる”と言うには大袈裟、
単なる煮込み料理であるのだから。

ポトフはフランス語、”Pot-au-feu”と書き
「火にかけた鍋」の意味の家庭料理だ。

鍋を火にかけて煮込むのならば
ここにシチューが登場する。

シチューは英語で、Stew、
Stewingはまさしく煮込むことの意味だ。

ポトフとシチュー、
違いは英語とフランス語の違いなのか???

そうではない、
ここにフランス語でキャセロール(Casserole)が顔を出す。

キャセロールとはフランス語でシチュー鍋の意味、
肉、野菜等の煮込み料理だ。

それではポトフとキャセロールの違いは???
はっきりと把握されている方があれば教えて欲しい。

私の理解では
キャセロールの場合、特に肉の場合
スープにとろみがつく。

一方、ポトフのスープは
さらりとアッサリとしている。

もう1点、キャセロールは
具とスープを一緒に食べるが
ポトフの場合、正式には具とスープは別に盛り付ける。

本日の料理は
スープにとろみをつけていないので
ポトフと呼ばせていただこう。



先ずは下ごしらえ、
秋の夜はポトフ_c0135543_2052734.jpg

野菜をごろごろと切っていく。
人参、玉ねぎ、
そしてジャガイモは丸のまま。

これで野菜はOK!!??

まてよ、ひとつ忘れていた
冷蔵庫の在庫、キャベツを使わねばならない。
秋の夜はポトフ_c0135543_20523447.jpg

本日の肉はスペアリブ用の豚肉を使用。
あとは味出しにベーコン。
秋の夜はポトフ_c0135543_2053449.jpg

肉は塩、胡椒をしたあと
フライパンで焼色をつけ
旨みをとじこめる。

肉を炒めたあとのフライパンで
玉ねぎと人参をいためる。
秋の夜はポトフ_c0135543_20532612.jpg

玉ねぎはいためたほうが
味にまろみと旨みが出る為、

人参は栄養価としての
カロチンを最大限に引き出させる為だ。
秋の夜はポトフ_c0135543_20535937.jpg

炒めおわったら
あとは鍋に放り込むだけだが
ジャガイモは煮崩れしやすいので
時間差をもうけ投入する事が肝要。

とろ火でじっくりと煮込んでいく。
台所の方からなんとも良い匂いが漂ってくる。

鍋の蓋を開ける!!!!
うーん、こりゃ旨そうだ!!!!
秋の夜はポトフ_c0135543_2055476.jpg


あとは盛り付けるだけ。
秋の夜はポトフ_c0135543_20573010.jpg

本日はポトフなのだから
正式な作法(?)に則り
野菜、肉とスープは別々に盛ろう。
秋の夜はポトフ_c0135543_20575832.jpg


今日も自分から自分へ”ごち”になったぜ!!!
by shige_keura | 2007-10-26 08:59 |
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